2018年3月5日 真っ黒な雲に覆われたタイの首都バンコク
3月7日 タイ・チャチューンサオ県(バンコク近郊)での暴風の様子
https://youtu.be/xeEqxWJEGac
Sponsored Link
タイは常夏といえば常夏に近くはありますが、タイの季節区分としては、その多くが3月からが夏ということになります。
一般的には夏に入ると、気温は非常に高いものの、そうそう雨や暴風が吹き荒れるといった日が続くというようなことはないのですけれど、夏に入ったばかりの3月の初旬以来、タイでは全国的に大変に荒れた天候となっています。
タイの気象当局は、3月4日に、タイでの今年最初の気象への警報となる「タイ上空の熱帯暴風雨に関する注意報」を発令しました。
そして、その暴風雨は、季節として前例のない被害を各地に出しています。
下は、最も被害の大きかった地域のひとつサコンナコーン県で暴風で破壊されてしまったショッピングモールのです。
3月8日 暴風で被害を受けたサコンナコーン県のショッピングモール
サコンナコーン県の場所
・Google Map
冒頭にも載せましたけれど、タイ各地で「真っ黒な雲」に空が覆われた様子が報じられています。
3月5日 タイ・チェンマイの空の様子
3月8日 ダウンバーストのような気象も
3月8日 サコンナコーン県での暴風での被害
3月8日 タイ東北のコラートでの竜巻
他にも雹や洪水などを含めた、さまざまな悪天候がタイの各地を数日間にわたって覆い尽くしたようです。
この悪天候は3月のタイとしては記録的な気象状況だったようですが、最近の世界の気象状況を見ていますと、アジア地域においても、この先荒れることも多くなるのかもしれません。
日本なども春以降の天候がいろいろと思いやられますねえ。