2018年3月10日 アルゼンチンのビージャ・ヘセルに出現したスーパーセル
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夏の終わりに向かっている南半球では各地で天候が大荒れの模様となっていますが、3月10日、アルゼンチンのブエノスアイレスに近い海岸沿いのビージャ・ヘセルという街とその周辺を猛烈な嵐が襲いました。
その嵐を運んで来たのは、巨大なスーパーセル(超巨大積乱雲)でした。
ビージャ・ヘセルに出現したスーパーセル
ビージャ・ヘセルの場所
・Google Map
この雲に覆われた地域がどのような状態になったのかについては、下のアルゼンチンの報道の見出しでわかります。
2018年3月10日のアルゼンチンの報道より
「屋根が飛び、木々が倒れ」とありますが、そのような光景が SNS に次々に投稿されていました。
嵐の去った後の光景
比較的短い間の嵐の中で、ビージャ・ヘセルでは 100本以上の樹木が倒されたそう。
アルゼンチンの気象局によれば、最大瞬間風速は時速 143キロに達したとのことでした。
そんな暴風をもたらしたスーパーセルは姿そのものも圧倒されるものでした・
それにしても、今年の南半球の夏期シーズンは特別に荒れた感じがします。
これから夏は北半球へと移っていきますが、この南半球の気象の状況見ていますと、北半球にしても穏やかな夏を迎えるのは難しいことになるのかもしれません。