9月22日 雹嵐で混乱に陥ったメキシコシティの様子
メキシコの首都メキシコシティで、激しい雹(ひょう)嵐に見舞われて、大きな混乱に陥ったことが報じられていました。
メキシコの報道より
・noticieros.televisa.com
メキシコシティは、人口 2000万人以上の大都市で、都市圏の面積も広大ですが、今回、特に雹と洪水の被害が大きかったのは、メキシコシティの北部に位置するグスターボ A. マデロという地区だったと伝えられています。
メキシコシティとグスターボ A. マデロの場所
・Google Map
この雹嵐により、写真にありますように、多くの車両がダメージを受けています。
その後、この大量の雹はすぐに溶け始め、洪水となって地区を襲いました。
メキシコは各地で荒れた天候が続いています。
この翌日には、メキシコ・ミチョアカン州などで豪雨による洪水や鉄砲水が各地で発生したようで、下のような動画が SNS に投稿されていしました。
https://youtu.be/xctuacB2sFk
この数日前には、クリアカンという場所で、前例のない洪水が発生したことを以下の記事でご紹介したことがあります。
また、同じ頃、メキシコ北部のソノラでも、豪雨とそれによる洪水に対して非常事態宣言が出されていまして、とにかく、荒れた天候が続いているようです。
というか、今年の夏は、日本を含めた北半球のほとんどの国や地域が、豪雨と洪水での何らかの大きな被害を受け続けた年でもありました。
まだ台風やハリケーンのシーズンは続きますので、雨や雹などによる被害は、各国でもう少しのあいだ続きそうです。