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外出禁止が解かれた中国武漢の様子。そして、封鎖も解かれ、10万人が武漢から中国各地へ移動中

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・2020年3月28日 中国・武漢 fobosplanet

[日報]2020年04月08日の新型コロナウイルスの感染状況
世界全体の感染確認数 142万4028人 (前日比 +7万7992人)
世界全体の死者数  8万1889人(前日比 +7235人)
世界全体の致死率 5.7%
アメリカの感染確認数 39万4564人 (前日比 +2万7560人)
イタリアの致死率 12.6%
イギリスの致死率 11.1%




 

新型コロナウイルスの発生源とされている中国湖北省の武漢ですが、中国当局の公式発表では、3月中旬に「新たな感染確認者がゼロ」となり、そして、3月28日に、外出禁止令が解かれ、2ヵ月間続いた武漢の閉鎖は終わりました。

実際のところは、以下のような記事からも伺うことができますが、ともかく、1100万人の人口を誇る武漢の街には人の姿が戻り、場所によっては、混雑し始めています。

今年1月と2月に「中国の携帯電話の解約数が1400万件以上に達した」理由は誰にもわからないながらも、新型コロナウイルスは、そのような経験したことのない混乱をもたらすものである可能性を示す

さらには、4月8日には、「都市封鎖も解除」されました。

つまり、「人々は自由に武漢以外に出ることができる」ようになったのです。

以下のように、武漢の人々の中国の他の地域へと移動が始まったようです。

武漢の封鎖、77日ぶり解除 列車で5.5万人が市外へ

朝日新聞デジタル 2020/04/08

世界で最初に新型コロナウイルスの感染が拡大した中国・湖北省武漢市で、1月23日から続いていた「都市封鎖」が8日午前0時、77日ぶりに解除された。

市民らが市外に出ることができるようになり、各地に向かう高速鉄道、飛行機などの運行が再開した。高速道路の封鎖も解除された。

中国メディアによると、8日の武漢発の列車は276便で、約5万5千人が武漢を出る見通し。

中国語メディア NTD によりますと、4月8日からの 2日間で、10万人の人たちが、武漢から「他の街」へ移動することが確定的となっていて、自動車で移動する人も含めると大変な数の人たちが中国各地へ出発しています。

4月8日 武漢駅

NTD

これからどうなるでしょうね。中国の公式発表では、3月中旬以来、武漢での新たな感染者はひとりもいないことになっていますが、新型コロナウイルスに感染した人のウイルス排出期間は、「最大で 37日間」という論文が医学誌ランセットに出ています。

これからどうなるのかはわからないですが、それでも、武漢の人にとってみれば、ほとんど軟禁に近い状態だったのが解放されたのですから、嬉しいと思います。

以下は、外出禁止令が解除された 3月28日から数日間の武漢の話薄です。

2020年3月28日 外出禁止令が解除された武漢の街


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