2018年12月7日 カナダ・ティミンズで撮影された光柱
この冬はずいぶんと早い時期から、各地で「光柱」が観測されていますが、カナダのティミンズという街で、12月7日、非常に印象的な光柱が撮影されていました。
光柱はどんなものでも美しさを持つものですが、このカナダ・ティミンズの光柱は、実際に空に出現するものとして、現実ではないような雰囲気を持つものでもありました。
2018年12月7日 カナダ・ティミンズの各地で撮影された光柱
光柱は、大気中の氷粒に光が反射する現象で、気温が少なくとも -10℃以下などにならないと出現しないものですが、今年はすでにずいぶんと美しい、やはりこの世のものとは思えない光柱が世界各地に出現しています。
その中でも特に印象的だったのは、下の光柱です。
12月01日 ロシア・オムスクの光柱
12月09日 ロシア・オムスクの光柱米ウィスコンシン州に出現した黄色い光柱
通常だと、光柱が観測されるのは、北半球の多くで 1年のうちで最も気温が下がる時期の 1月から 2月頃が多いのですが、今年は、12月に入ってから、すぐに各地で光柱が出現しています。
この様子ですと、この冬は今後も各地で光柱が目撃されることになりそうです。
北海道などでも見られるかもしれませんね。