2019年7月19日 噴火したペルーのウビナス山
アンデス山脈に連なるペルーのウビナス火山が、7月18日、噴火しました。
この噴火により、周辺地域に火山灰と有毒な火山ガスが広がる可能性があり、ペルー当局は、警報段階を上から2番目に上げ、注意を呼びかけています。
噴火するウビナス山
ウビナス山の位置
・Google Map
ペルーの国立民間防衛研究所は、噴火は今後の数日間で、さらに強くなる可能性があり、火山灰による被害と、有毒ガスに注意するように述べています。
また、このあたりはアルパカなど飼育動物が多い場所で、火山灰によって、動物たちのエサである植物が埋もれてしまう可能性に言及していまして、対応が求められています。
住民たちに警戒を呼びかけるペルー警察
この日の中米から南米では、10の火山が噴火しています。
いっときよりは、世界の火山活動はやや落ち着いていますが、環太平洋火山帯においては、今なお断続的に活動が続いているようです。