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南極のアメリカ基地で体感温度「氷点下95℃」を記録。南米チリとアルゼンチンにも史上最大の超寒波が接近中

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2019年7月18日 南極で気温 -73.6℃、体感気温 -96.6℃を記録


Robert Schwarz




 

南半球は、本格的な冬に入っていこうとしていますが、南極の寒さがすごいことになっていることを、アメリカ南極プログラム(USAP)の投稿で知りました。

冒頭にありますように、アメリカの南極基地であるアムンゼン・スコット基地での 7月18日の気温が、

「 -72.8℃」

まで下がったことが伝えられています。

そして、強風による体感温度は、

「 -95.4℃」

と記されていました。

アムンゼン・スコット基地は、南極の南極点付近に位置しています。

米国アムンゼン・スコット基地の場所

実は、近年は南極の冬(南半球は今が冬となります)の気温の低下は激化し続けていまして、昨年 2018年の 7月には、南極で「地球上で観測された気温で最も低い」気温となる「 -97.8℃」が観測されたことが報じられています。

以下は、フォーブスの報道です。

地球上で最も寒い気温「マイナス98度」 南極で記録

フォーブス 2018/07/14

北半球では夏の暑さが本格化する中、南極では地球とは思えないほどの寒さのマイナス97.8℃という史上最低気温をマークした。これは人間が数回呼吸しただけで肺から出血して即死するほどの気温だ。

気温は南極で太陽が昇らない時期に衛星から測定された。学術誌「Geophysical Research Letters」で発表された今回の測定値は、地球上で理論上ありうる最も低い気温に近い。

これまで最も低い気温だったのは、1983年に南極点に近いロシアのボストーク基地で記録されたマイナス89.2℃だった。

 

南極でも、場所によって気温の差がありますが、今回、アムンゼン・スコット基地で -72.8℃という気温が記録されていたということですので、衛星からの気温記録の中には、かなり低い気温が記録されている地点がある可能性があります。

なお、南半球では、極地に近い地域に、過去に例を見ない寒波が訪れることが予測されています。

以下は、南米の 7月23日からの気温の予測ですが、チリやアルゼンチンなどで、最も気温の低い場所では -20℃にまで下がると予測されています。

2019年7月23日-25日のチリの気温の予測


RCM

このような気温は、チリやアルゼンチンでは過去に経験したことのないもので、かつてない寒波に対して、チリの当局が準備を進めていることが報じられています。

南半球の冬はまだしばらく続きますが、地域的には相当厳しい寒波に覆われることになりそうです。







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