2019年10月19日に予測が大きく変わった台風20号の予想進路
・wunderground.com
台風19号の被害の余韻がまったく収まっていない中ですが、次に発生した台風20号(ノグリー)が、当初の進路予測を大きく変え、日本列島に向かって進んでくる予測に変更となっています。
台風20号の衛星写真
・NOAA
台風20号が発生した10月18日時点での予測では、そのまま台湾、中国大陸方面へと進み、日本列島には影響を与えない予想だったのですが、10月19日になって、世界中の気象機関の予測が変更となり、
「日本列島に向かって進行してくる」
ことが確定的になりました。
今後の進路予測は、予想円が非常に大きく、どのように進行するかは不確実であるようです。
気象庁の予想円は以下のようになっていますが、やはり10月22日以降は、予報円が大きく、どこに進行するか今のところ何とも言えないようです。
日本の気象庁の予測
・気象情報
アメリカの予測では、以下のようになっていまして、日本列島への直撃は避けられるという予測が多くなっています。しかし、現時点ではやはり確実なことはわからないというのが、最も現実に近い予測です。
当初の予測から十数時間後に「まったく進路予想が変わる」というのが、いかに大気の流れが安定していないかを物語るもののような気もします。
この台風20号そのものは、勢力も弱く、それほど大きな影響はないかもしれないですが、それでも日本列島にある程度の影響を与えることにはなりそうです。
被災地の方々にとっては厳しい時間となってしまうのかもしれません。
[追記 2019/10/19]
上の記事を書きました後、グアム東部の低気圧が、10月20日頃までに台風に発達する見込みだと報じられていまして、台風21号が発生する予測となっています。これが、まだ予測はできないものの、この台風も日本へ近づく可能性が高くなっています。
10月20日頃までに台風21号となると見られる低気圧の進路予想
・ウェザーニュース
もし、これらの台風20号と21号が、日本を直撃するか、影響を与えるとした場合、台風19号から 3連続で、日本は台風の影響を受けることになります。