・M4.9の地震の震源となったスウェーデンのキルナ。 watchers.news
最近、世界中で、中規模程度の地震が増加していまして、世界のあらゆる地域でマグニチュード 5から 6程度の地震が発生し続けています。
そのような中、基本的に「まったく地震が起きない国」として知られる北欧のスウェーデンで、5月18日、同国史上で過去最大となる地震が発生したことが伝えられています。
スウェーデン史上最大の地震といっても、マグニチュード 4.9の地震ですが、スウェーデンで発生した地震でこれまで最大だったのは、2008年12月のマグニチュード 4.3の地震だったそうです。
地震が発生したのは、スウェーデン北部にあるキルナという町で、ここは世界最大の鉄鋼の鉱山がある場所として知られます。
なお、この地で最後に地震が発生したのは「 100年前」だとか。
・Google Map
マグニチュード 4.9の地震が国家として最大というあたりが、いかに地震の少ない地域であるかを物語りますが、その後も余震が続いていると伝えられています。
鉱山の施設に多少の影響があった以外は、特に被害は伝えられていません。
この日は、中国の雲南省でマグニチュード 5.0の地震が発生し、4人が死亡している他、日本でも、岐阜などで群発地震が続いていまして、世界全体として地震が増加傾向にある中、スウェーデンのような地震のない国にまで地震の影響が拡大しているということなのかもしれません。
なお、スウェーデンは、主要国としては、ほぼ唯一、新型コロナウイルス対策としての「ロックダウンをや移動の制限をおこなっていない」国でもあります。
そのスウェーデンにしても、今もなお感染者も死者も日々発生してますが、ロシアやヨーロッパ諸国のような棒上げ状態はすでに去り、おだやかな下降曲線を描いています。
なお、地震は世界中で気になる状況となってきているようですが、今後さらに気になる可能性については以下の記事などをご参照いただければと思います。
・史上最大規模の惑星直列…連続の緊急地震速報…史上最弱の太陽活動…。これらは2020年の巨大地震の発生と関係するだろうか?