「ふたつに割れた空」を紹介する3月22日のカナダ・グローバルニュース
・Bizarre ‘sunset split’ over Kelowna leaves photographers spellbound
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カナダのバンクーバーから少し離れたケロウナという町で、3月19日、「夕暮れの空が真っ二つに割れたように見える」現象が発生し、多くの人たちが、その光景に魅入られました。
2018年3月19日 カナダ・ケロウナ
写真を拡大しましても、「夕焼けの部分」と「夕焼けではない部分」が見事に分割されていて、まるで人工的になされたものようですが、多くのケロウナの人たちがこの日に見た「現実の光景」です。
ケロウナの場所
・Google Map
グローバルニュースの報道では、カナダの気象学者のコメントを紹介しており、それによれば、
「この山の地形の部分に、太陽の光線の一部を遮る地形がこの場所に存在しているなどのために起きた現象ではないか」
とのことです。
ただ、地形の問題だとした場合は、「ある程度は繰り返して同じ現象が起きないとおかしい」という最大の問題があります。地形は頻繁に変わるものではないからです。
また、写真を見る限りでは、それほど雪が積もっているようでもなさそうですので、大量の雪による地形の変化という可能性もあまりなさそうです。
角度を変えた場所からの光景
そんなこともあり、地形によって空の分割が起きた可能性があるとすれば、「地形が突然大きく変わった」という、そのほうが何だかコワイというような現象とも関係してしまうのか、あるいは単純に、
「本当に空が割れた」
ということなのかもしれません(それもややコワイ)。
それは冗談ですが、それにしても、空に門が開いたような現象はわりとよく起きることでもありますけれど、しかし、このように「ふたつの割れた」というのは、もしかすると、はじめて見る現象かもしれません。
最近の「空の門」のような感じの現象は下のような記事で取りあげました。
ここ1年ほどは、いろいろな現象が起きます。