2019年1月24日のルーマニアの報道より
今年になってから、ヨーロッパ各地が非常に厳しい寒波や大雪に見舞われ続けていますが、ルーマニアでは、この数日、雪ではなく、
「氷の雨」
つまり、凍結した状態の雨が降り続けているのだそうで、それにより、車や家や様々なものが凍結しまくっているようで、報道では、首都ブカレストなども交通や空の便などを含めて、「麻痺状態」となっているようです。
ルーマニアの報道を見ますと、冒頭のように「凍結した車の解凍の仕方」とか、あるいは、「凍結した家を回復させる方法」などがよく見られます。こんなに凍結してしまうと、元に戻すのは大変そうですね。
どうして「雪」にならず、「凍結した雨」という状態になるのかは、報道ではふれられていなくて、その理由はよくわかりません。
寒い地域では冬に、しかも凍結するような寒い日に雨は絶対に降りません。ですので、「凍った雨が降る」というのがどういうことかよくわからないのですが、いずれにしても、雪とは違う、ちょっとした異常事態となっているようです。
1月26日にも凍結した雨が降り、ルーマニアの首都ブカレストでは、氷の雨により、800本を超える木々が倒され、 国際空港からも飛行機の発着ができない状態となりました。
また、路上で転倒するなどして、40人以上が病院に搬送されたそうです。
その「凍結した雨」の中に見舞われているブカレストの現在の様子をご紹介したいと思います。
2019年1月24-26日 ルーマニアの首都ブカレストの光景
凍結した航空機
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氷の雨により電線ごとなぎ倒された電柱
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凍結した車
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凍結した木から見る博物館
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何だかものすごい光景となっている凍結した柳の木
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