ミニ氷河期の到来 奇跡の光景 異常な現象

氷点下45℃のロシア・ノボシビルスクに一日のうちに出現した「赤い太陽、黄色い太陽、白い太陽」

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2019年2月2日 ロシア・ノボシビルスクの夕暮れ時の赤い太陽


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ロシアにノボシビルスクという街があります。

ノボシビルスクの場所

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ここは、ロシアの中でも、夏と冬の寒暖の差が激しい場所として知られています。

夏は 30℃を超えることもあれば、冬は、氷点下 30℃くらいまで下がることもあるのですけれど、この冬は特別に気温が下がっているようで、2月2日の最低気温は、

「 -45℃」

だったのだそうです。

今はアメリカやヨーロッパも、同じような気温となっているところもありますので、もともと寒いこの土地のこの気温には驚かないにしても、その寒波の中で、SNS に投稿されていた写真の数々があまりにも美しくて、やや驚いた次第です。

冒頭の夕暮れの「太陽の赤さ」も、これが氷点下 40℃などの場所だと考えると、何だかものすごいことだなあと。

真っ赤な太陽というのは、ある程度は気温の高い状態でしか出現しないものだと思っていましたけれど、氷点下 40℃などの条件下でも、出現するのですね。

他にも、下のような太陽の写真も印象的です。

こちらは黄色ですが、「いかにも太陽」というような風情があります。

2月2日 ノボシビルスクの夕暮れ前の「黄色の太陽」


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そして、同じノボシビルスクの上と同じ日に、下のような「暈つきの白い太陽」も撮影されています。大気中の氷粒に太陽の光が反射しているものと思われます。

2月2日 ノボシビルスクの夕暮れ前の「白い太陽」


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極低温の中での太陽というのは、何となく、このような白い太陽を想像しますが、ノボシビルスクのこの日の太陽は、「赤い太陽、黄色い太陽、白い太陽」と変幻自在に人々にいろいろな色を見させてくれたようです。

注意深い人たちにとっては、ちょっとした日ではあったかもしれません。







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