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ミニ氷河期の到来 異常な現象 異常気象

ヨーロッパで記録的な寒い秋。英国は100年ぶりの気温が低い10月に。フランスでも22年ぶりの寒さ

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記録的な寒波を記録しているフランス

electroverse.net




 

10月に入ってから、ヨーロッパに記録的な低温と早い雪がもたらされています。

イギリスは、9月から気温の低下が始まっていましたが、10月になり、さらに平年をはるかに下回る気温が続いていることが報じられています。

10月中旬までに、すでに「氷点下が 5日記録されている」という 10月としては、記録的に低い気温となっているようです。

記録上では、10月前半のイギリスの気温は、1917年10月以来の低い平均気温となっているようで、今後もさらに平年より低い気温が予想されており、観測史上最低の平均気温となる可能性もあります。

このヨーロッパの気温を見てみますと、かなり広い範囲で気温が低くなっているところが多く、以下は、10月18日の気温分布の平年との差異の予想ですが、ロシアから南欧まで、ほぼ全域が平年より非常に低くなっていることがわかります。

2020年10月18日の最低気温の平年との差異の予想

tropicaltidbits.com

この気温分布予想図の地図の範囲は、おおむね以下のようになり、ヨーロッパの、ほぼすべてが、平年よりかなり低い気温となり続けていることが示されています。

フランスでも、10月のこれまでの平均気温は、1997年に記録された以来の寒い 10月となっていると報じられていまして、各地で氷点下が記録されています。

これらが、太陽活動極小期の影響なのか、あるいは、ラニーニャ現象のためなのかわからないですが、両方の作用かもしれません。

ラニーニャ現象とは、日付変更線の付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低い状態が続く現象で、一般的には、ラニーニャが発生した年は、冬の寒波が激しくなることが多く、今後も多くの地域で記録的な寒波が発生しそうです。

また、ラニーニャについては、世界各地の「農作の不振」につながる可能性が懸念されていて、穀物市場の先物価格が、日々、高値を更新していることが伝えられています。

先物市場での小麦価格は、過去 5年で最高レベルに達しており、今後の気温と気象の推移次第では、食糧価格を含めたさまざまな影響が記録的寒波によってもたらされる可能性が高くなっています。







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