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パプアニューギニアのマナム火山で「13キロメートル超」の噴煙を上げる大噴火が発生

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12月8日 噴煙13kmを立ち昇らせて噴火するマナム火山


Brian Malone




 

パプアニューギニアのマナムという小さな島にある火山が、12月8日、非常に巨大な噴火を起こしました。


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マナム火山の場所

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火山情報を伝えるボルケーノ・ディスカバリーの報道によれば、噴煙は、13.5キロメートルの高さにまで上っているようです。

この火山は、今年 8月にも巨大噴火を起こしており、それについては以下の記事で取りあげたことがあります。

パプアニューギニアの小さな島「マナム」で噴煙15キロメートルに達する巨大噴火が発生。全島民退避の可能性も

この 13キロとか 15キロの高さの噴煙というのは、日本での火山活動と比較すると非常に際立っているもので、たとえば、鹿児島の桜島の歴代で最も高い噴煙の高さが、2013年8月に記録された 5キロメートルですから、マナム火山は、この半年の間にその 2倍から 3倍となる噴火を起こしたことになります。

12月8日の噴火の様子


Maryanne Merton


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なお、マナム島の人口は 9000人ですが、現在のところ影響はわかりません。

環太平洋火山帯の活動は、なお活発であるようです。







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