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おそらく観測史上で記録されたことのない、発生要因が理解できない「オレンジ色のオーロラ」が、カナダで観測される

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spaceweather.com




 

太陽活動が強い時には、高緯度の場所などでオーロラがたくさん観測されますが、このオーロラというのは「色」がかなり限定されているもので、発生するメカニズム上、緑のオーロラが圧倒的です。

以下は、2017年11月23日のスペースウェザーの記事からの抜粋です。

> ほとんどのオーロラは緑色だ。一般的にオーロラは、宇宙からのエネルギー粒子が地球上空の 100kmから 300kmの間にある「酸素原子」に衝突することによって引き起こされ、その場合は緑色に輝く。 spaceweather.com

 

たまに赤いオーロラなんてものも出てくることもあり、それもまた珍しいですが、非常に稀な例として、ピンクのオーロラが出ることがあります。

そのメカニズムは以下の In Deep の記事で取りあげています。

黒点がなくても地球の深くまで太陽の高エネルギーが浸透していることを教えてくれるピンクのオーロラ…
In Deep 2017年11月26日

しかし、最近のスペースウェザーで取り上げられていたオーロラの色は、はじめて見るものでした。

「オレンジ色のオーロラがカナダで観測された」

ことが報じられていたのでした。

以下は、このオーロラの色に対して専門家たちが頭を悩ましているという内容のスペースウェザーの記事です。


オレンジ色のオーロラの謎

THE MYSTERY OF ORANGE AURORAS
spaceweather.com 2022/03/04

カナダで最近観測されたオーロラに専門家たちが頭を悩ませている。まるでミステリーの世界のようだ。

そのオーロラはオレンジ色だったのだ。

2月23日、パイロットのマット・メルニック氏が、カナダ上空 36,000フィートを飛行していた時、コックピットの窓から奇妙な色のライトを見て、撮影した。

 

「私は13年以上、飛行機からオーロラを追いかけて写真を撮ってきましたが、オレンジ色のオーロラを見たのはこれが初めてです」とメルニック氏は言う。

オレンジ色のオーロラの何がそんなに奇妙なのか。

NASA マーシャル宇宙飛行センターのジョー・ミノー氏は次のように説明する。

「理論的には、窒素と酸素(N2、N2 +、およびO2 +)は、オレンジ色の波長の放出を生成できるとは思いますが、これらは通常、赤い端の同じ分子からのより強い放出と比較してスペクトルが弱いのです。そのため、どのようにオレンジ色が出ているのかを理解するのは難しいです」

このオレンジ色のオーロラは、通常の赤と緑のオーロラの頭上で同期しており、つまり、それは街の明かりや遠い夕暮れの人工物ではない、本物のオーロラであることを示唆している。

スバールバルのユニバーシティセンター(UNIS)の宇宙物理学者ジェルマー・オクサビク氏は、次のように考えている。

「オーロラは、電子が酸素に当たることによって引き起こされるため、支配的な色は緑色です。ただし、強いオーロラ活動中、電子は 20 keV以上のエネルギーに達する可能性があります。これらの電子は、80〜100 kmまで深く浸透します。ここでは、窒素分子が支配的です。そのため、青、紫、オレンジ、赤、マゼンタの複数の輝線が含まれます」

「これが写真で起きているオレンジ色のオーロラの原因だと思われます」

「沈殿する電子が非常にエネルギーを与えられ、それらは大気のより深いところ(おそらく80-90 km)に到達し、そこで窒素分子は広範囲の色を放出し、それが組み合わさってオレンジ色の輝きのように見えたのではないでしょうか」

UNISオーロラ天文台の責任者であるフレッド・シガーネス氏は、このオクサビク氏の意見に同調したが、しかし、以下のように疑問を呈した。

「しかし、これまで(長年オーロラを観測してきた)スバールバルで、このような色のオーロラが一度も記録されたことがないのはなぜなのか」

確かにそれは謎だ。

オレンジ色のオーロラを見たことがある方はいらっしゃるだろうか。


 

ここまでです。

オレンジ色のオーロラは、このように珍しいもののようです。

なぜ珍しいオーロラなどに興味を抱いたかといいますと、まあ今、戦争みたいなことになっていますが、第一次世界大戦中の 1917年に、、ポーランドのファティマという場所に出現した「聖母マリア」のものとされる予言というものがあるのですが、以下のような言葉が残されています。

 

(1917年のファティマの予言より)
第一次世界大戦は、まもなく終わります。しかし人々が生活を改め罪を悔い改めないなら、さらに大きな戦争が起き、沢山の人が死に、そしてその多くが地獄に落ちてしまうでしょう。その前兆として、ヨーロッパに不気味な光が見えるでしょう。

……しかし、人々が神に背くことを止めないならば、ピオ十一世の御代の間にもっとひどい戦争が起こるでしょう。未知の光によって照らされる夜を見るとき、これが神によってあなたがたに与えられる大きなしるしであるということを知りなさい。神は戦争、飢饉、教会と教皇の迫害によって世界をその罪のために罰しようとしておられるのです。

 

以下の記事などで少しふれています。

第二次世界大戦前夜のように「ヨーロッパがオーロラに包まれた日」の地球の磁気の由来は何だか曖昧すぎて
In Deep 2015年03月19日

 

聖母の話はともかくとして、今まで誰も見たことがないと思われるオーロラが、カナダの空に輝いたということをご紹介させていただきました。







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