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ミニ氷河期の到来 異常な現象

ニュージーランドで、50年ぶりの初夏の氷点下の気温と海底ケーブル損傷が重なり「全土に停電警報」が発令される

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53年ぶりに10月に雪が降ったニュージーランドのクライストチャーチ。 nzherald.co.nz




 

地球の北半球では全体的に「寒さ」が目立ってきていますが、これから夏になっていく南半球でも「夏が来ない」という異変が起きています。

ニュージーランドで、この時期としては考えられない寒波に見舞われていることが報じられていまして、10月7日には、

「緊急の停電警報が発令される」

という事態に至りました。

原因には、海底ケーブルの損傷などの問題もあったようですが、基本的には、そこにこの時期(ニュージーランドは初夏)としてはあり得ない暖房の需要が拡大したことによります。

ヨーロッパが深刻なエネルギー危機にあることは知られていまして、イギリスでは、この冬「 50年ぶりの計画停電がおこなわれる可能性」が報じられていますが、ニュージーランドなども電力問題をある程度は抱えているのかもしれないですね。

 

10月7日のニュージーランドの気温は、各地で過去最低の気温の記録が更新されていました。

2022年10月7日のニュージーランド各地の気温

MetService

また、クライストチャーチでは、1969年以来はじめて 10月に降雪が記録されたと報じられてもいます。

しばらくは、世界中で電力インフラが厳しい状態になっていくのかもしれません。

ニュージーランド・ヘラルドの報道をご紹介します。




 

ニュージーランド北島に電力不足の警告が発令された - できるだけ暖房を切るように求められている

Power shortage warning issued for North Island - people asked to turn down the heater
nzherald.co.nz 2022/10/07

ニュージーランドの全体的な送電網の緊急事態により、今日は、電子機器等を充電したりすることはせず、厳しい寒さの中で部屋を暖めるだけにして電力を節約するようにと訴えられている。

この警告は、北島と南島の間で電力を伝送するクック海峡ケーブルの障害の中で発生した。

この障害は、午前8時30分前に修正され、ケーブルが「フル稼働」に戻ったと電力企業トランスパワー社は述べた。

「私たちは制御可能な需要を回復している最中です」と、トランスパワー社の CEO であるアリソン・アンドリュー氏は述べた。アンドリュー氏によると、北島は、「十分な電力」が利用できるようになったという。

今朝、南島から北島に電力を送るクック海峡ケーブルに障害が発生した。

その結果として、電気の使用に注意するよう政府は国民に呼びかけた。

復旧はしたとはいえ、トランスパワー社のスポークスマンは、「電力はケーブルを流れていますが、2度目の障害が発生した場合、電力の流れが突然停止する可能性があります」と述べた。

スポークスマンは、今朝、「この状況を乗り切り、停電を避けるために、今朝の電気の使用に注意するようニュージーランド国民にお願いします」と述べていた。

「季節外れの寒い日となっておりますですので、暖房は必要でしょうが、設定温度を 1~ 2℃下げることを検討してください」と言う。

また、電気自動車や電子機器の充電は今日はやめて、使用していない部屋のヒーターや照明を切ってほしいという。

ニュージーランドの全国的な気温は、10月の過去の平均を大幅に下回っており、季節外れの記録破りの雪をもたらしもした。

ワナカ空港は、マイナス 3℃という 10月の最低気温の記録を破った。

クライストチャーチでも 50年以上ぶりに 10月に降雪があり、海抜の低いウェリントン郊外のキルバーニーで雪が舞った。早朝の時点で、クライストチャーチの気温は公式には 1.2℃ だったが、気象局は、風が冷たく、体感気温は -4℃だったと報告した。







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