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ドイツの1日の新たなコロナ入院者数がパンデミック開始以来最大に。感染再拡大と重症化の拡大が始まった模様

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ドイツで始まろうとしている惨状

世界全体としてコロナの報道も少なくなり、欧米のメディアは以前とは逆に、意図的にコロナについてふれなくなっているため、何となくパンデミックも終焉したような雰囲気が漂う国などもありますが、気温の低下と共に「感染の再拡大」が始まっている国や地域も多くなっています。

特にドイツでは、「 1日の新たな入院者数がパンデミックが始まって以来最大」となったことが、ドイツのロベルトコッホ研究所が 10月7日に発表したデータでわかりました。

ロベルトコッホ研究所はドイツ連邦保健省下にある国家機関で、ドイツのコロナ対策とデータ収集を担っています。

最新の報告データは以下にあります。

COVID-19 Daily Situation Report by the Robert Koch Institute

 

ドイツの報道メディアが、先週、入院数の推移をグラフにしていましたが、以下のようになっていました。10月1日までのものです。


taz.de

この報道の後、10月7日に過去最高の入院数が記録されたようです。赤い点線の「予測」通りになったということかもしれません。

報道には以下のようにありました。

 

(ドイツの報道より)

> コロナでの入院率が急速に上昇し続けている。10月1日の入院率は 1週間前より 66.1パーセント高くなった。 taz.de

 

感染確認数ではなく、「新たな入院者数が過去最大」ということは、感染の再拡大と共に、

「いきなり重症者が増えている」

ということを意味しますが、この冬、ある程度そのようになることは予測されてもいたことかもしれません。

また、以下で取りあげましたように、欧米で、

「最近、小さな子どものコロナ重症化事例が増加している」

ということもあります。

 

[記事]コロナ重症化のメインが小さな子どもの世代に移行している。これ以上の大量死を避ける方法は「接種を拒否すること」のみ…
 In Deep 2022年10月3日

 

ドイツで入院した人たちの年齢分布が気になりますが、ロベルトコッホ研究所のデータでは、年齢別のデータは示されていませんでした。

いわゆる感染力の強さを示す「再生産数 (R)」という数値がありますが、9月下旬から一気に上昇しており、今後も感染が拡大する可能性を示しています。

ロベルトコッホ研究所による再生産数 (R)の推移

RKI

 

コロナの感染拡大そのものは大きな話ではないですが、

「入院数が増加する」
「重症者が増加する」

ということが今後も拡大すると、なかなかシビアかもしれません。

というのも、ドイツを含め、今年の冬はヨーロッパ全体でエネルギーの問題、特に電力の問題が大変厳しくなると見られていて、その影響は暖房や医療を含めて、さまざまに拡大する可能性があります。

あるいは、究極的には「携帯ネットワークが崩壊する」というような話も本格的に出されています。

 

[記事] この冬、ヨーロッパ全体で「携帯電話の通信網が崩壊する」可能性が浮上
 In Deep 2022年10月4日

 

ヨーロッパでも、他の主要国同様、連絡・通信手段が携帯やスマホのみという人たちが多くなっているようにも思われ、通信網が遮断した場合は、厄介な面もあるのかもしれません。

この冬は、これまでとは異なる「コロナとの対峙」という状況となる可能性があり、あるいは、時期的なものとして、抗体依存性増強 (ADE)が広範に起きる可能性も排除はできません。

何より、暖房が不足している状況だと、風邪やインフルエンザなどの通常の感染症の流行も拡大するかもしれず、ただでさえ、世界中で「ウイルスの重複感染」ということが起きている中で、かなり厄介なことになる可能性はあります。

[記事] 世界中に広がる子どもの免疫消失…
 In Deep 2022年7月2日

 

もちろん、これはドイツだけの問題ではなく、ヨーロッパのほぼすべてです。

あるいは、ワクチン接種率の高い国すべてで起こり得ることです。

何か奇跡的な幸運でもない限り、日本も同じだと思われます。







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