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英国のバイオテクノロジー企業が、ウイルスもRNAもDNAも使わない「T細胞を展開させる」非生物タイプのコロナワクチンの治験を開始

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現在世界で流通しているコロナワクチンにはさまざまなタイプのものがあり、仕様が不明なものも多いですが、少なくとも日本で中心的に使われている、

・ファイザー社ワクチン
・モデルナ社ワクチン
・アストラゼネカ社ワクチン

については、おおざっぱにいえば、

「体内にコロナのスパイクタンパク質を作り出す、組換えられた遺伝子を注入する」

というものです。

ファイザー社とモデルナ社はメッセンジャー RNA 、アストラゼネカ社は DNA で、どちらも、スパイクタンパク質を産生する期間の差はあるかもしれないですが、仕様としては同じようなものです。

そして、「このスパイクタンパク質そのものに問題がある」ということが、多くの科学者たちによって問題視され続けてきました。

スパイクタンパク質の問題を端的に述べているミラノの分子腫瘍研究所に所属されてらっしゃる日本人科学者の荒川央さんの note 記事に説明を加えさせていただいた以下の記事などをご参照いただければと思います。

戦時下に、日本人の専門家のワクチン遺伝子配列の分析を読んで知る「スパイクタンパク質の産生を止める術がない」こと。そして「未知のタンパク」の存在
In Deep 2021年10月17日

また、スパイクタンパク質の「特性」について取り上げていた In Deep の過去記事を全体的にリンクした以下の記事もあります。

終末的な感染爆発手前の穏やかな日本のひとときに、この精緻なワクチンについての過去の項目別リンクを示させていただきます
In Deep 2021年9月30日

どういう形であれ、体内にスパイクタンパク質を生成するという方法は「コロナの病態の要因そのものがスパイクタンパク質」という観点からは、もともと逆説的な、もっといえば、わけのわからない予防論ではあるとは思います。

そんなわけで、「スパイクタンパク質を作らない、または、使わない」というようなワクチンがあるのならば、そのほうが良いわけですが、英国のバイオテクノロジー企業が、

「 T細胞」

を体内に展開させるタイプのワクチンの臨床試験を始めたことが、アメリカの医療系メディアで伝えられていました。

T細胞や B細胞といったものは人の重要な免疫細胞です。

そのワクチンの詳細な部分については、今はまるでわからないですが、その英国の企業イマージェクス・ワクチンズ社 (Emergex Vaccines)のウェブサイトには、以下のような部分があります。

> イマージェクスのワクチンは、生物学的ステップを製造する必要がなく、生きたウイルス、RNA、または DNA を人に導入することはありません。Emergex Vaccines

とあります。

良いものなのか、そうでもないのかは今はわからないですが、「スパイクタンパク質の体内への導入という悪夢」から抜け出るタイプのワクチンが開発されてはいるようです。ただし、これから臨が始まるという段階であり、先行きはわかりません。これもまたあまりにも新しいタイプのワクチンであり、問題が生じて開発中止になる可能性もあり得ます。

以下は、医療メディアの記事です。

 


 

英国の新興企業の新しい COVID-19 ワクチンがスイスでの第1相臨床試験に向かっている

Novel COVID-19 Vaccine out of UK Startup Heads to Phase 1 Clinical Trial in Switzerland
Trialsite News 2021/11/15

英国を拠点とするバイオテクノロジーであるイマージェクス・ワクチンズ社は、新型コロナウイルスを標的とする第 2世代ワクチンを調査する臨床試験を間もなく開始する。

このワクチンは、T細胞を使用して SARS-CoV-2 感染細胞を破壊するもので、現在、市場に出回る COVID-19 ワクチンよりも長期的な免疫を与える可能性がある。投与は、容易な皮膚パッチを使用する。

この新しい治験用ワクチンは、感染した細胞を体内から迅速に排除するためにワクチン接種後に T細胞をプライミングし、理論的には病原体の複製を停止する。

この新しいワクチンでは、COVID-19 に感染した細胞を T細胞が探して殺す。

このワクチンは、CD8 + T細胞をプライミングし、ウイルス特異的 CTL(CD8 + T細胞 / 細胞傷害性Tリンパ球)を生成し、ウイルス感染細胞を殺し、ウイルスの複製と発症を防ぎ、感染者と非感染者の間の症状と伝染性を減らすことを目的としている。

イマージェックスの T細胞プライミングワクチンは、SARS-CoV-2 などの急速に変異するウイルスを標的とするのにより効果的であり、また、主に抗体に依存する現在のワクチン技術と比較して、季節性ブースター接種の必要性を排除する可能性がある。

臨床は、スイスのローザンヌで第1相臨床試験が始まる。26人の参加者を対象に、治験は新年から始まる予定だ。







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