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全部の国がほぼ直線グラフ : アルファ変異株が優勢のヨーロッパの国々の信じられない感染数の急増

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コロナ感染者の過去最大の急増に対して、オーストリア政府は、11月15日から、「ワクチン未接種者に対しての外出禁止令」を発令したり、オランダではロックダウンを再開したりしています。

以下の In Deep の記事で取り上げましたが、ヨーロッパでは、

・デルタ変異株の亜系統 (AY.4.2など)

・アルファ変異株の亜系統(B.1.1.7など)

というふたつの変異株の感染拡大が顕著となっています。

ヨーロッパを過去最悪の感染状況に陥れている「アルファ変異株」と「デルタ変異株」のどちらが覇者になるかはわからなくとも、どちらにもワクチン中和抗体は効かない。つまり「これからが本番」
In Deep 2021年11月7日

その後、ここにきて、どうやら「アルファ変異株」が覇者となりつつあるようで、アルファ変異株が優勢な国では「過去最大の感染数の急増」を示しています。

感染数が過去最大となっているだけではなく、その上昇曲線が過去に見られたどの時点よりも急激に見えます。

たとえば、以下はワクチン未接種者への外出禁止令が出されたオーストリアのパンデミック全期間の感染数の推移(7日移動平均)です。


ourworldindata.org

オーストリアは人口 890万人で、日本でいえば、大阪府(人口 880万人)と同じ程度ですが、その 1日あたりの感染確認数が 1万人を超え続けているというあたりに、その感染状況の激しさをお伺いいたたければと思います。

アルファ変異株が優勢となりつつあると見られる国は、

・チェコ
・ハンガリー
・スロバキア
・ドイツ
・デンマーク
・ポーランド

などですが、そのどの国も大変なグラフを示しています。

全部ひとつのグラフにすると見にくいですので、三カ国ずつ示します。

人口100万人あたりの過去半年の感染数のグラフです。

チェコ、ハンガリー、スロバキア

ourworldindata.org

ドイツ、デンマーク、ポーランド

ourworldindata.org

すべての国が、過去には見られなかったような「棒上げ」状態となっています。

もちろんそれぞれのワクチン接種率の差はまったく関与していません。そんなこととは関係なく、とにかく激しく上昇している。

頂点がどのくらいのレベルになるのか今は不明です。

それぞれの国や地域が、どのような対策をとってくるのかも不明ですが、オーストリアのような「ワクチン未接種者だけへのロックダウン」という政策は、実は、今後の感染を増やす要因となります。

具体的なメカニズムはともかくとしても、ワクチンを接種した人々はすでに感染への脆弱性が高まっているためです。以下の記事などにもそのひとつのメカニズムがあります。

免疫を失うメカニズムがまたひとつ : スウェーデンの研究が、スパイクタンパク質は V(D)J組換えと呼ばれる「獲得免疫の根本システムを阻害」することを示す。自然感染、ワクチン共に
In Deep 2021年11月1日

普通に考えれば、感染状況、あるいは重症化の状況はオーストリアのような政策をとった国から悪化していくと思われます。

それが国策として予想されているのかどうかまではわかりません。







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