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南アフリカのコロナ感染確認数が「4日間で8倍」に急増。パンデミック開始以来最速の増加レベルに

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南アフリカでこの数日間、やや信じられないペースで、コロナの感染拡大が起きています。

これがオミクロン株と命名された変異株が占めているのかどうかは、全体的にはわからないのですが、それが何であれ、パンデミックが始まって以来見られたことがないような増加を示しています。

以下は、過去三ヶ月の南アフリカの感染確認数の推移ですが、 直近 4日間で約 8倍に感染数が増えていることがわかります。


ourworldindata.org

11月29日からの 4日間の推移は以下のようになっています。

南アフリカの11月29日からの4日間の感染確認数の推移
11月29日  2,273人
11月30日  4,373人
12月01日  8,561人
12月02日 1,1535人
12月03日 16,055人

11月29日に 2200人ほどだったのが、4日後には 1万6000人代となっています。

これほどの急速な感染拡大は、おそらくこれが初めてではないでしょうか。

以下の記事などでもふれましたが、これがオミクロン株だとすれば、感染率は高くても、症状そのものは大変に軽いことが示されています。

オミクロン株は「変異し過ぎて構造が不安定」なためにデルタ株よりはるかに軽い病気である可能性。別の意味の懸念はありますが
In Deep 2021年11月29日

ただ、上の記事でも書いていますが、どれだけ軽い毒性の病原体であっても、コロナである限りは「スパイクタンパク質を持っている」という部分があります。

これは、ワクチン接種をした方々の場合において、ADE (抗体依存性感染増強)というものを誘発する「感染増強抗体」に「作用」してしまう可能性のあるものでもあり、こういう感染性の非常に高い株が、特にワクチン接種率の「高い国」に広がった場合は、時間共に多少厄介なことも起こり得るのかもしれません。

南アフリカのワクチン接種率は 25%未満で、高くありません。

 

あと、これも真偽がどの程度のものなのか判断できないのですが、「オミクロン株は、2歳以下の乳幼児の入院患者が多い」という南アフリカの報告があります。

11月14日 - 28日までの南アフリカ国立伝染病研究所のデータでは、

「新型コロナ感染症として入院した 452人中、2歳未満の子どもが 52人だった」

ことが示されているとニューズウィークは報じています。

とはいえ、今の段階では何もわからないわけではあり、データから言えるのは、現在、とても感染性が高い「何らかのコロナ病原体」が南アフリカで急速に拡大していることだけが確かなようです。

この急増している症例がオミクロンなのかどうかは現時点ではわかりません。

なお、南アフリカでは現在、インフルエンザも流行しているようで、しかも、南アフリカの検査体制は人口に対して十分とはいえないために、インフルエンザなど他の乳幼児の呼吸器疾患とコロナが混同されている面もある可能性があることを南アフリカ国立伝染病研究所の学者たちは述べています。

 

それにしても、この感染性の高いコロナ(つまりスパイクタンパク質を産生する遺伝子)が、ワクチン接種率の高い国で拡大した時に何が起きるのかが気になります。

抗体依存性増強の観点からは、病原体そのものの毒性が高いとか低いというようなこととはまた異なる次元の影響がないとも言えないかもしれないからです。







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