いろいろと日本国内での地震などが多くなっていますが、九州沖の南西諸島にある島々であるトカラ列島で、12月4日から 12月5日にかけて、
「約 24時間で 100回以上の有感地震が記録されている」
ということが気象庁の tenki.jpで報じられていました。
トカラ列島
12月5日15時35分までの状況は以下のようになっています。
トカラ列島の12月14日14時18分から15日15時35分までの有感地震
地震情報
ちゃんと数えていないのですが、約 24時間で 110前後の有感地震だと思われます。
このトカラ列島は、5年前の今と同じような時期にも群発地震が起きたことがあり、以下の In Deep の記事で取りあげています。
九州沖で「4時間で23回連続」した群発地震からカリフォルニアM6.5、南太平洋のM7.8まで地震の連鎖が止まらない
In Deep 2016年12月9日
ただ、この時の群発地震の回数は 30回程度でしたので、今回は、その時より回数が多いです。
この群発地震が何を意味しているのかはわからないですが、世界的に噴火や地震がやや多くなっていまして、地質的に不安定な時期に入っているのかもしれません。
トカラ列島の地震について報じた tenki.jpの記事をご紹介します。
トカラ列島近海で地震相次ぐ 震度1以上が90回超
tenki.jp 2021/12/05
きのう4日(土)からきょう5日(日)にかけて、トカラ列島近海を震源とする地震が多くなっています。ここ24時間(2021年12月4日13時00分~2021年12月5日13時00分)で、トカラ列島近海を震源とする震度1以上の地震は90回を超えています。
震度3以上も9回
きのう4日(土)からきょう5日(日)にかけて、トカラ列島近海を震源とする地震が頻発しています。きのうから震度1以上の地震が90回を超えて、震度3以上の揺れも9回となっています。
5日(日)11時14分頃には鹿児島県の十島村で震度4を観測しています。いずれの地震も津波の心配はありませんでした。
また、3日(金)には山梨県東部・富士五湖や紀伊水道を震源とする地震が発生し、最大震度5弱を観測しました。いつ発生するかわからない地震に備えて、日頃から身の回りの安全を確保するようにしておくことが大切です。