2017年11月13日 チリ・アントファガスタ上空
チリ北部にあるアントファガスタという街で、さまざまな光の現象が同時に出現したかのような光の現象が見られました。
アントファガスタの場所
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冒頭の写真では、ハロ(太陽の周囲の暈)の外側に「虹色の光の現象」が出ていることがわかります。
こういう光景自体珍しいですが、他の写真を見ますと、このハロの中にも「輪郭の小さなハロ」が出ていることがわかります。下の写真です。
太陽のハロの中に浮かび上がるハロ
そして、この外側に「大きな虹の輪」があるという奇妙な「三重のハロ」というような構造になっているのでした。
さらによく見ますと、この太陽の中心部分からはたくさんの光の線のようなものが伸びていて、一種の「無限のハロ」的な様相さえ見せています。
おそらく、ハロと共に幻日(太陽が反射して複数見える現象)などがいろいろと同時に起きたということになるのでしょうけれど、なかなか不思議な光景であると言えそうです。
原理的にどういうふうになれば、このような現象が起きるのかはわからないですが、「複雑な力」が働いていることは確かだと思われます。