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大量死 戦争の時代 異常な現象

ロシアで続く不可解な油田、石油精製所などエネルギー施設の爆発や火災。そして、ついにヨーロッパへのほぼ最後の天然ガスパイプラインが破壊された

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12月20日、ロシアのガスパイプラインの爆発の模様。 RT




 

ほぼ唯一のヨーロッパへの天然ガス供給ルートが断たれた

12月20日、ロシアのチュヴァシ共和国で、モスクワから数百キロ東にある天然ガスパイプラインで爆発が発生しました。

これは、RT の報道には、

> このパイプラインはヨーロッパにエネルギーを供給するために使用されていたが、現在は両側から遮断されていると指摘した。RT

とありまして、どうやらヨーロッパへ流れているロシアの天然ガスのルートで残っている「ほとんど唯一のパイプライン」であるようです。[追記] その後、ヨーロッパへの供給は復帰したようです。

以前、ロシアからドイツへ天然ガスを供給していたノルドストリームが破壊されて以来、「謎のエネルギー施設の事故」が増えているのですが、この 11月から決定的に増加しています。

しかも、「ロシア領土内での不可解な爆発や火災」が続いているのです。

2022年11月からロシア国内で発生したエネルギー関連施設の「事故」

 

・ロシアのサンクトペテルブルク近くのガスパイプラインで大爆発 (11月19日)

(報道) > 大規模な爆発がロシアの主要なガスパイプラインの1つを襲い、上空に炎と煙を吹き上げ、ウラジーミル・プーチンの継続的なウクライナ侵攻に対する報復攻撃ではないかとの懸念を引き起こしている。topwar.ru

・大規模な爆発がロシアの主要な石油精製所で発生。妨害工作の疑いも (12月15日)

(報道) > 巨大な爆発が、シベリアの都市イルクーツク近くのアンガルスク製油所で発生した。この爆発で2人が死亡し、5人が負傷した。ロシア当局は、これが事故なのか破壊工作によるものなのかには言及していないが、ロシア軍やオリガルヒと関係のある場所での複数の爆破と火災について、ウクライナによって画策されたと多くの人が疑っている。 dailymail.co.uk

・ロシアで別の大規模火災、今回はガス油田 (12月8日)

(報道)ロシアのイルクーツク州にあるマルコフスコエ油田で大規模な火災が発生した。5人の負傷者が報告された。メディアは、「技術施設で火災が発生した」と報じている。これまでのところ、火災の原因は報告されていない。 (pravda.com.ua

他にも、ウラジオストクの工業団地での大火災12月17日)や、ロシア最大のショッピングモールでの火災12月9日)など不可解な火災が続いています。

 

多くの報道記事で「何らかの関与」という疑念が示されていますが、もちろん、そのような証拠もなく、多くの爆発や火災を「原因不明」とロシア当局はしています。

しかし、さすがにこれだけ連続でエネルギー関連施設で爆発が発生しますと、偶然の事故と考えるのは難しいです。

 

問題は、

「これらの爆発や火災がすべてロシア領域内で起きている」

ということです。

 

仮に、これらの事故に、西側など何らかの他者の人為的行為が含んでいるとすれば、「明らかな宣戦行為」となり、明確にレッドラインを超えたことになるわけで、証拠が出たような場合、ただちに報復が、ウクライナを超えて行われる可能性もないではないかもしれません。

先日の In Deep 以下の記事などでふれましたように、西側の挑発は日々激しくなっていまして、このまま挑発が繰り返された場合、戦争が拡大する可能性がかなり高くなると見られます。

 

[記事] 米軍特殊部隊元大佐であるリチャード・ブラック米上院議員の「アメリカと西側諸国は狂気じみた無謀な核戦争を引き起こそうとしている」という言葉から考える今後の選択
 In Deep 2022年12月20日

 

アメリカと西側は、まさに「狂気に陥っている」わけですけれど、現状では、このようなことをやめる気はないようです。

なぜ、西側がここまで混沌を拡大しようとしているのか、本当の真意は不明です。

最新のロシアでのエネルギー施設の爆発の報道をご紹介します。




 


爆発がロシアの主要なガスパイプラインを揺るがす

Explosion rocks major Russian gas pipeline
RT 2022/12/20

地元当局によると、中央ロシアのこの事件で 3人が死亡、少なくとも1人が負傷した

ロシアのチュヴァシ共和国で、モスクワから数百キロ東にあるパイプラインで爆発が発生し、大規模な火災が発生したと地元当局者が述べた。

ヨーロッパへのエネルギー輸送に使用されるこのートでの事故により、少なくとも 3人が死亡し、ヨーロッパの天然ガス価格は急騰した。

地元行政の報道機関は、爆発はウレンゴイ - ポマリー - ウジゴロドのパイプラインに沿って発生したと述べた。火災が発生する前に、運営会社が導管の保守作業を行っていたと付け加えた。

3人が死亡し、1人が負傷したが、「全員がガスパイプラインで働いていた人たちだった」と地元の緊急サービスが確認した。

ロシア緊急事態省の地域総局は、ヤンバティノ村近くの地下パイプラインでのガス漏れが原因で火災が発生したと述べた。

チュヴァシ共和国の首長であるオレグ・ニコラエフ氏は、このパイプラインはヨーロッパにエネルギーを供給するために使用されており、現在は両側から遮断されていると指摘した。

ICE 天然ガス取引所のデータによると、この事件により、ヨーロッパのガス価格が急騰し、1,000立方メートルあたり 1,250ドルを超えた。

このパイプラインは、西シベリアからウクライナを経由してヨーロッパに天然ガスを輸送するルートとして機能している。

この 4,500 km の導管は、天然ガスがウクライナ経由でヨーロッパに流れている唯一のポイントであるクルスク地方のスジャの町で、 ロシアとウクライナの国境を横切っている。







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