10月18日のフォートフッド陸軍基地周辺で GPS 信号が消失した地域(オレンジ)の状況。 John Wiseman
アメリカ周辺で、最近、謎の事象がよく起きているようでして、昨日も、アラスカ沖で、ロシアの戦闘機と見られる航空機が、米軍に侵入を阻止されたというような報道がありました。
(報道) アラスカ沖で核兵器を搭載できるロシアの戦略爆撃機が米軍に迎撃される (2022/10/19)
その同じ日に、アメリカのテキサス州で「 GPS 障害」が大規模に発生したことが伝えられています。
原因は不明です。
最も激しい GPS 障害が起きているのは、アメリカで 3番目に大きい軍事基地であるフォート・フッド軍事基地周辺とのことでした。
何が起きているのかはわかりにくいですが、いろいろなことが起きる世ではありまして、ということは、今後もいろいろと起きていくのかもしれません。
米メディアの記事をご紹介します。
謎の GPS 障害がテキサス州フォートフッド軍事基地周辺に広がる
Mysterious GPS Disruptions Spread In Texas Near Fort Hood
zerohedge.com 2022/10/19
アメリカ連邦航空局によると、ダラス-フォートワース大都市圏の空港周辺で GPS 干渉が報告されている。信号劣化の最初の報告は、約 24時間前に発生した。
「ダラス地域のパイロットによって重大な GPS 干渉が報告されています。航空機は非 RNAV の到着に再ルーティングされています」と、フライト追跡 Webサイト ADS-B エクスチェンジは 10月17日の午後に最初に報告した。
その後、テキサス州の GPS 干渉は、ダラス - フォートワース大都市圏から、現在 (10月18日午後)テキサス州ウェイコの東西地域に広がっている。
GPS 干渉のレベルが高いウェイコの西側の 1つの地域は、アメリカで 3番目に大きな軍事基地であるフォート ・フッドに突き当たる。
ブルームバーグ は、「ダラス・フォートワース国際空港の滑走路は、航空当局が GPS 信号が信頼できないと判断したため、閉鎖された」と報じている。
アメリカ連邦航空局は、メトロエリアでの GPS 信号の劣化を調査しており、これが「地球測位システムの妨害の可能性」によるものかどうかを詳しく調べていると述べている。
これまでのところ、連邦航空局は「意図的な干渉の証拠」を発見していない。また、航空会社はまだ大きな混乱を報告していない。