2019年11月8日 過去最大の5500メートルの高さの噴煙を上げる桜島
鹿児島の桜島は、頻繁に噴火を起こす火山ですが、11月8日に発生した爆発的噴火は、その噴煙の高さが、5500メートルに達しました。
これは、朝日新聞によれば、1955年から残る観測史上で最大の高さの噴煙となるのだそう。
また、噴煙の高さが 5000メートルを超えたのも 2000年10月7日以来とのことで、桜島の活動が急激に過激化している可能性があります。
2019年11月8日 噴火する桜島
・朝日新聞
鹿児島中央駅より見た噴火の様子
・Jungmin Cho
街側から見た噴火の光景は、何となく「終末的」でさえあります。
太陽活動の極小期には、火山の大噴火や大きな地震が増加する傾向があります。
そのあたりは、In Deepの以下の記事などをご参照いただけると幸いですが、すでに太陽活動は、最も低い状態になりつつあります。
新燃岳の黙示録的な噴火の光景を見て思い出す「巨大地震と火山噴火が起きる本当の理由は、宇宙線の増加と太陽活動の低下」いう数々の研究結果。そしてこれからその時代区分が始まる
そのため、今後は、このような大噴火や、あるいは地震が発生しやすい状態がかなり長い期間に渡って続く可能性が高いです。