アメリカのコロラド州で、5歳以下の子どもに対してのコロナワクチン臨床試験が始まったことを米 FOX ニュースが伝えていました。
その中には、「生後 6ヶ月の赤ちゃんも含まれている」とのことです。
試験で使用されているのは、モデルナ社ワクチンとノババックスとありました。
まあ……もはや特に感想等はないですので、報道をご紹介したいと思います。
……ただ、モデルナ社のワクチン(ファイザー社も基本的に同じ)というのは、以下のような「スパイクタンパクの毒性が取り除かれていない」ものであり、小さな身体の赤ちゃんがどれだけ耐えられるのかなとは思います。
荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より
アミノ酸配列からはスパイクタンパクの毒性を取り除くための工夫の跡は見られません。
これは驚くべき事なのですが、確かに「毒性の高いタンパクの遺伝子から毒性を取り除かず、ほぼそのままの状態のものを体内に投入している」という事です。この点においてはファイザーもモデルナも同様です。
> 毒性の高いタンパクの遺伝子から毒性を取り除かず、ほぼそのままの状態のものを体内に投入している
ということですね。
そういうものによる赤ちゃんへの臨床試験が始まり、記事に出てくる試験の監督官によれば、「早ければ、来年早々にも生後 6ヶ月以降の乳幼児へのコロナワクチン接種が始まるだろう」とのことです。
ここから報道です。
コロラド州の COVID-19 ワクチン試験には 6か月の乳児が含まれる
Colorado COVID-19 vaccine trial includes infants as young as 6 months
FOX31 2021/11/04
コロラド大学アンシュッツ医学校では、生後 6か月の乳児を含む COVID-19 ワクチンの試験を実施している。
UCHealthによると、10月下旬に開始された臨床試験には、モデルナ社ワクチンとノババックスのワクチンが含まれている。
小児科および医学部の教授であり、コロラド大学医学部の感染症専門家であるマイロン・レビン (Myron Levin)博士は以下のように述べている。
「これは素晴らしいことです。私たちは、すべての年齢のワクチンの急速な成功を見続けています。これらのワクチンは安全で効果的であり、子どもたちの健康を維持するために重要であると同時に、パンデミックを終わらせるのにも役立ちます」
レビン博士は臨床試験を監督している。
「最終的には、生後 6か月以上のすべての年齢層がワクチンの対象になります」とレビン氏は述べる。
COVID-19ワクチンはいつ赤ちゃんに利用できるようになるのだろうか?
レビン博士によると、約 50人の子どもたちがモデルナ社ワクチンの少量の臨床試験に参加しているという。これには、生後 6か月から2歳までの子どもたちのグループと、2歳から 5歳の別のグループが含まれる。
「通常、年齢層の順に試験を進行しますが、 2つの年齢層を同時に見ている理由は、現在の事態の緊急性のためです。ワクチンができるだけ多くの子どもたちを保護できることを望んでいます」とレビン氏は言う。
レビン氏は、2021年の終わり、または 2022年の初めまでに生後 6ヶ月以降のすべての子どもたちにコロナワクチンが利用可能になることを望んでいる。
この臨床試験では 4人の子どものうち 3人が、ワクチン(プラセボではないという意味だと思います)を接種するとレビン氏は述べた。そして、参加した子どもたちのさまざまな反応や症状を監視する。
「私たちは、子どもたちの両親に発熱をチェックするように依頼しています。私たちは両親とさまざまな兆候や症状について報告できる携帯アプリで連絡を取り合っています。私たちが定義する特定のレベルに何かが生じた場合、私たちはそれについて話し合い、会社に報告するよう呼びかけます」とレビン氏は述べた。
(赤ちゃんを試験に参加させた)リサ・マンロさんには、5歳から 11歳の子ども向けに承認されたワクチンを接種する年齢に満たない 2人の子どもがいる。
マンロさんは以下のように述べた。
「私は科学を信じています。私自身、自分の人生ではずっとワクチンを接種し続けてきました。私の子どもたちも、すべてのワクチンを接種してきました。私の両親もです。私たちは子どもを守るためにできる限りのことをしています。そして、子どもたち自身を保護できる日が来るのなら、それは同じくらい素晴らしいことです」
試験が順調に進んだ場合、レビン氏は、来年春までには乳幼児がワクチンを利用できるようになる可能性があると推定している。