2019年2月4日のロシアの報道より
・ufosightingshotspot.blogspot.com
アメリカのワシントン州で起きた不思議な出来事が話題となっています。
「ホールパンチ雲」あるいは「穴あき雲」と呼ばれるタイプの雲があります。雲に穴が開いたような状態となった雲で、これ自体が珍しいものではありますが、正式な雲の分類として存在するものです。
ワシントン州のマウント・バーノンという街の空に、そのホールパンチ雲が単に出現したのではなく、
「ふたつのホールパンチ雲が非常に早いスピードで移動し、接近したり、離れたりしていた」
というのです。
そのために、冒頭のロシアの報道は「 UFO が」というようなタイトルをつけたようですが、以下のような状態で発生して移動していたようです。
これらが「共に移動」しているような光景が多くの人たちに目撃されたということのようなのです。
2019年1月28日 米国ワシントン州マウント・バーノンにて
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マウント・バーノンの位置
・Google Map
これらのふたつのホールパンチ雲が、下のように、接近したり離れたりして遠くへ消えていったということが書かれています。
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惜しむらくは、写真は多くの人によって撮影されたのですけれど、「動画がない」のですね。
かなり早い速度で動いていたそうですので、動くところを見てみたかったなというようにも思います。
ホールパンチ雲に関しては、2017年5月に、トルコで、ホールパンチ雲の「穴のまわりを光が移動している」光景が撮影されていました。
2017年5月7日 トルコで撮影されたホールパンチ雲
これは GIF ですが、下の記事に動画があります。
いずれにしましても、「ホールパンチ雲が猛スピードで移動していく」というような話はあまり聞かないことで、珍しいと思います。
最近は、大気の流れなどの状態も荒れていますし、そういう異常な気象条件により出現した現象なのか、冒頭のロシアの報道のように、UFO とか、そういう系統の話なのかはわからないですが、いろいろなことが起きますね。