ミニ氷河期の到来 動物の異常 異常な現象

極東のロシアの町で「ホッキョクグマの集団による侵略」という事象が発生。当局は非常事態を宣言

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2019年2月9日のロシア・トゥディより


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ヨーロッパで最北の位置にあるロシアのノヴァヤゼムリャという列島にある町が、「多数のホッキョクグマの侵略」という珍しい事態に陥っています。

ノヴァヤゼムリャの場所

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ノヴァヤゼムリャの住宅街に集まるホッキョクグマたち


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報道によれば、この数週間、50頭以上のホッキョクグマが、ノヴァヤゼムリャの町に押し寄せており、食糧を求めていたるところを歩き回っているそうです。

この事態に対して、地元の当局は非常事態を宣言。

しかし、ロシアでは、ホッキョクグマは絶滅機種で、国家保護動物とされているために、狩猟などの強行手段に出ることも難しく、どうすればいいのかがわからない状態となっているようです。

家の中に侵入するホッキョクグマ


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ホッキョクグマと対峙する番犬


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現在、この町に集まっているホッキョクグマ間の数は 52頭であることがわかっていまして、そのすべてが、食糧を求めて町中を歩き回っているために、とても危険な状況が続いているようです。

もちろん、このようなことが起きたのは、この島でも初めてのことで、長く住んでいる人たちも「経験したことがない」と述べています。地元の人は以下のようにロシア・トゥディに述べています。

「人々は外出することを恐れていて、日常生活は混乱しています。親たちは、子どもたちを学校や幼稚園に行かせることに警戒して過ごしています」

地元の当局は、ロシア政府に、ホッキョクグマの射殺の許可を求めましたが、保護されている絶滅危惧種であることから、その要求は却下されています。

このようなことが起きた原因はわかっていませんが、もともとホッキョクグマたちが住んでいた場所にエサが豊富であったならば、人間が住む場所にまで来る理由はないわけですので、そこに何か起きているのかもしれません。

海の生態系は世界中で異常な事態となっていますが、結局、北極の海でも「魚類の生態系に異変が起きている」ということなのかもしれません。







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