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2019年の1月1日に南極圏の「ミカエルという名の火山」が噴火していた

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2019年1月1日に噴火したことが確認されたサウスサンドウィッチ諸島の火山


Sentinel-2




 

南極圏にサウスサンドウィッチ諸島と呼ばれる場所があります。

サウスサンドウィッチ諸島の場所

Google Map

数多くの小さな島からなるこの地域は、南極圏に属する地域なのですが、数多くの火山があることでも知られます。

ここは、ふだんはほとんど火山活動が報じられない場所でもあるのですが、このサウスサンドウィッチ諸島の中のサンダース島という小さな島にある「ミカエル山」という名の火山が、今年 1月1日に噴火していたことが欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星の画像によりわかりました。


Sentinel-2

この火山は、日本語ではマイケル山と呼ばれるのですが、オリジナルの英語名 Michael をその通り読みますと、大天使の名前と同じ「ミカエル」となります。その山が今年の元旦に噴火していたということで、何となく示唆深くもあり、ご紹介させていただいています。

ちなみに、このミカエル山は、昨年 2月に「熱異常」が観測されていて、何らかの活動が始まろうとしているのではないかとは考えられていました。

以下の記事でご紹介しています。

南極のサウスサンドウィッチ諸島の火山で「熱異常」が観測される。何らかの地質的活動の兆しの可能性

また、2016年には、同じサウスサンドウィッチ諸島のブリストル島という島の中の火山が「 60年ぶりに噴火した」という出来事も起きています。

南極圏のサウスサンドウィッチ諸島にある火山島が60年ぶりに噴火

長い間、休止状態だった南極圏の火山たちが、いっせいに活動を始めているというように見えなくもない最近ですが、今は、世界中で火山活動がとても活発ですので、南極方面も例外ではないのかもしれません。

なお、南極大陸そのものでも火山活動が進行していることがわかっていまして、昨年 7月の In Deep の以下の記事では、南極大陸の「氷河の下で」火山活動が進行していることが判明したことを取りあげています。

海面上昇は「地球の気温と関係なく」本格化していく : 南極で最も氷の融解が進むパインアイランド氷河の下で火山が「現在活動している」ことが判明。そして、その熱源が氷を溶かしている

この南極大陸方面の地下の活動がいっせいに活溌化すると、現地の気温とはまったく関係なく氷床が溶けていくという事象につながっていき、結果として夥しい海面上昇を招くと考えられています。

海面上昇の原因は、基本的には地球温暖化というようなものではなく、これらが主要因だと考えるほうが合理的だと思われます。

そのようなことが現在さらに進行しているのかもしれないということを今回のサウスサンドウィッチ諸島の火山の噴火からも感じます。







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