2019年1月3日 ロシア・エカテリンブルクに出現した光柱
現在、北極からの極端に冷たい大気「極渦」が南方に大きく入り込んでいまして、ロシアからヨーロッパ、そしてカナダからアメリカなどが異例の寒波に襲われていますが、そのような極度に低い気温の条件の中では「光柱」が出現しやすくなります。
世界各地で光柱が観測されていますが、その中でも 1月3日にロシアのエカテリンブルクに出現した光柱は、とても特徴的なものでした。
2019年1月3日 エカテリンブルク
エカテリンブルクの場所
・Google Map
空がオレンジ色なのは、夕暮れ時ということなのでしょうけれど、そのオレンジ色の空に、まっすぐに黄色と、写真では少しわかりにくいのですけれど、SNS などの記述を見ますと、
「頂上に緑色の光があった」
という光柱が出現したのでした。
しかも、光の中心部やや上方で光が「十字を描く」ような形となっていまして、なかなか神秘的な光景とも言えるものだったようです。
光柱はその後、以下のような変化を見せ、最後は「真っ赤な光柱」となり消えていったそうです。
十字を描いた後に「血の色で終わっていく」なんていうのは、今年のいろいろを予徴させるような現象であったのかもしれませんね。