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「携帯電話の電磁放射が昆虫の大量死を引き起こしている可能性」をドイツ最大の自然保護団体の研究が示唆

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earth-chronicles.ru




 

世界中で、昆虫の数が著しく減少していることは、In Deep の以下の記事などで、何度か取り上げたことがありました。

地球上の昆虫の減少が「カタストロフ的なレベル」であることが包括的な科学的調査により判明。科学者たちは「100年以内にすべての昆虫が絶滅しても不思議ではない」と発表
In Deep:2019年2月12日

この世の昆虫の数は回復不能なレベルで減少していた : 羽を持つすべて昆虫類の生息量が過去27年間で75パーセント以上減っていたことが判明
In Deep:2017年10月20日

自然界の植物の 80%が、昆虫による受粉で存在しているという現実がある上で、これはかなり重大な問題だと思いますが、現在もまた世界中で、さらに消毒や殺虫が進んでいまして、昆虫には厳しい世界となっています。

もちろん、昆虫が減少している原因は決してひとつではなく、複合的な要因ではあると思いますが、そんな中で、ドイツの複数の科学的研究組織による膨大な分析で、

「携帯電話の放射線が昆虫を殺している可能性が高い」

という研究結果が発表されました。

研究の筆頭組織は、ドイツの「自然と生物多様性保全連合」 (NABU)という組織で、英語版 Wikipedia によれぱ、以下のような組織だそうです。

NABUはドイツで最大かつ最も有名な自然保護団体の1つであり、100年以上にわたって人と自然のために活動している。 NABU

これまで行われた 190件の研究を分析する中で、携帯の電磁放射が、昆虫社会に悪影響を与えている可能性が高いと結論づけたようです。

そして、今後、5Gのさらに強い放射線が世界中を飛び交うことになるわけで、なかなか厳しいことになっていくのかもしれません。

今回は、それを報じたフランス通信社の記事を引用した ABS-CBN の記事をご紹介いたします。なお、フランス通信社は、世界最古の報道機関です。

 


携帯電話の電磁放射が昆虫を殺している可能性があることが、ドイツの研究により判明

Mobile phone radiation may be killing insects: German study
ABS-CBN 2020/09/18

近年のヨーロッパでは、昆虫の個体数の劇的な減少が各地で報告されているが、ドイツで行われた研究により、その原因が、携帯電話からの電磁放射線である可能性があることが示された。

昆虫の減少の大きな原因として、農薬と生息地の減少(昆虫が生息できる場所がどんどん減っている)が挙げられているが、それに加えて、電磁放射線への曝露の増加は「恐らく昆虫の世界に悪影響を及ぼしている」と発表された。

この研究は、ドイツの自然と生物多様性保全連合 (NABU)と、ドイツとルクセンブルグの 2つのNGOによっておこなわれ、190件の科学的研究が分析された。

科学的に関連があると見なされた 83の研究のうち、72の研究は、携帯の放射線がミツバチ、ハチ、ハエに悪影響を及ぼすことを示した。これらの影響は、磁場の乱れによる航行能力の低下から、遺伝物質や幼虫への損傷にまで及んでいた。

特に携帯電話と Wi-Fi 放射は、昆虫の特定の細胞にあるカルシウムチャネルを開き、より多くのカルシウムイオンを吸収させる。これにより、昆虫の生化学的連鎖反応が引き起こされる可能性があり、概日リズムと免疫系を混乱させると研究は述べる。

研究者は以下のように述べている。

「この研究は、劇的な昆虫の減少の原因を分析するにあたり、私たち科学者はあらゆる方向から目を離さないようにしなければならないことを示しています」

「しかし今回の研究のテーマは私たち多くの科学者にとって不快なものかもしれません。なぜなら、モバイル通信は私たちの日常の習慣となっており、モバイル通信技術の背後には強力な経済的利益があるためです」

ドイツの消費者保護団体ディアングノーズ・ファンク (Diagnose Funk) のピーター・ヘンシンガー氏は、特に 5G技術の導入に関して、放射線が動物と人間の両方に及ぼす可能性のある悪影響に注意を払う必要があると述べた。

5Gを搭載したネットワークは、既存の 4Gネットワ​​ークの 100倍の速度を提供することが期待されているが、このネットワーク技術は、特に環境運動家の間で、一部地域において強い反対を受けている。







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