11月8日 「 -41℃」と表示されるロシア・オイミャコンの気温計
日本は、今年はわりと温暖な傾向が続いていますが、寒い場所はとても寒くなっているようで、ロシア・ヤクーツクにある「オイミャコン」という街で、11月8日、
「最低気温が -41℃を記録」
したことが伝えられています。
このオイミャコンは、北極圏の近くということで、もともと非常に寒いところなのですけれど、それでも「 11月初旬に -41℃」という響きは、なかなか刺激的ではあります。
場所は、少し大きな角度の地図で見ますと、下の位置となります。
オイミャコンの場所
・Google Map
こうなることは、この数日予測されていたところで、その前日の 11月7日には、下のように「 -35℃」が記録されていました。
11月7日 -35℃を示すオイミャコンの気温計
このオイミャコンは、前回の冬にもこのブログに何度か登場していまして、実は、昨年は、11月の終わりにかけて、「 -50℃」に達していました。
2017年11月22日 -50℃を示すオイミャコンの気温計
・まだ11月のロシア・ヤクーツクで連日の「氷点下50℃」超え
前の冬のオイミャコンの寒波は、本格的な冬のシーズンと共に激しくなっていき、今年 1月には、
「 -62℃」
を記録したことをお伝えしています。
2018年1月15日 -62℃を示すオイミャコンの気温計
・ロシアのヤクーツクで最低気温が「氷点下 62℃」にまで下がる…
今年も、現時点で -41℃を記録しているということは、昨年のように、11月中の -50℃越えというのもあるのかもしれません。
なお、現在、アメリカにも壮絶な寒波が近づいていまして、世界で一気に氷点下の世界に突入する場所が多くなりそうです。
また現在の気象条件では、逆に、暖かいところはさらに暖かくなっていく可能性も大きいです。