大量死 戦争の時代 異常な現象

米国の「妊産婦死亡率」が2021年に急激に上昇。CDCは過去数十年と比較して記録的であると報告

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妊娠中に死亡する女性の率が米国史上で最大級に

2020年の終わり、あるいは 2021年のはじめから各国で始まったワクチン接種キャンペーンの後、出産について最初に顕著に見られたのは、

「出生数 / 出生率の劇的な低下」

でした。

2021年には、主要国各国で、前年比で以下のような出生率の低下が確認されています。

2021年の主要国で顕著な出生率の低下を示した国

SatansFlesh

 

これを含めて、以下の記事で各国の出生率の低下について書かせていただいています。

2021年以降の主要国の「出生率の劇的な低下」の詳細な分析と、推定されるその要因
 In Deep 2023年2月25日

 

上のグラフで顕著に出生率が低下しているオーストラリアは、2021年の月ごとの推移について、オーストラリアの国会議会であるマルコム・ロバーツ上院議員が、グラフを議会で示したことかありますが、以下のような推移でした。自然の状態ではあり得ない変化です。

オーストラリアの2015年 - 2021年までの月間出生率の推移

malcolmrobertsqld.com.au

以下の記事で、マルコム・ロバーツ上院議員の議会質問などを掲載しています。

衝撃的な数値。オーストラリアで、2021年後半の出生率が「約70%」減少していた。その理由について議員が議会質問で尋ねる:「原因は何なのか」と
 In Deep 2022年11月29日

 

このように、各国で出産数そのものが減少しているということがあるのですけれど、アメリカで、

「妊産婦死亡率」

が、2021年に劇的に上昇したことが示されていました。

以下は、CDC によるグラフです。

2018年 - 2021年までの人種別の妊産婦死亡率の推移

cdc.gov

 

2018年との比較では、すべての人種において、ほぼ倍近くから、倍を超える率となっています。

なお、この「妊産婦死亡」というのは、WHO の定義では以下のように書かれています。

> 妊産婦死亡は、世界保健機関によって「妊娠中の死亡、あるいは妊娠中絶から 42日以内の女性の死亡であり、妊娠期間や部位に関係なく、妊娠に関連する、または妊娠によって悪化した原因による死亡」と定義されている。 CDC

 

その数が 2021年に著しく増加したということなんですが、しかし、データは 2021年までのものであり、2022年がどうなっているのかは今はわかりません。

改善しているのか、そうでないのかは、おそらく来年まではわかりません。

たとえば、日本においては、今年 1月に「突然、死産数が上昇した」ということがありました。それまで 2021年を通しても、死産数は前年比で増加していなかったのに、突如増加しました。以下の記事で推移の数値を書いています。

なぜ、日本の「死産数」は、接種開始から2年目にして、急増に転じたのか
 In Deep 2023年3月26日

 

この日本の死産の中に、妊産婦死亡の事例が含まれているのかどうかは厚生労働省のデータからはわかりません。しかし、一般的には、妊産婦死亡の場合、赤ちゃんが助かることは難しい気もします。

さまざまな問題が、時間の経過と共に改善しているのか、あるいは、場合によっては「悪化しているのかどうか」は、今後わかることになります。

アメリカの妊産婦死亡に関して記事を書いていらっしゃったピーター・A・マッカロー博士のサブスタック記事をご紹介します。




 


米国の妊産婦死亡率が急激に上昇

US Maternal Death Rates Up Sharply
Peter A. McCullough, MD, MPH 2023/04/12

米国における産科ケアは、過去数十年にわたって妊産婦死亡率の低下に大きな貢献を与えてきた。

現在、これらの傾向が逆転している。

パンデミックの開始以来、COVID-19 に感染した妊婦たちと COVID-19 ワクチン接種後の死亡率について、さまざまな結果が報告されている。悲しいことに、多くの女性が 2021年以降に両方の暴露を受けている。

CDC は、米国の女性の約 65%がワクチンを接種したと報告している。ほとんどが受胎前で、残りは妊娠期間中だった。

これは、CDC が、妊娠中の母親たちやお腹の赤ちゃんの健康を保証することなく、妊娠中の女性に接種を推奨すると助言したために発生した。

現在、CDC は 2021年の妊産婦死亡率が過去数十年と比較して記録的であると報告しており、ホヤート博士らのレポートでは、妊娠中または妊娠直後の死亡が段階的に増加していることを示している。

すべての人種グループが上昇しているが、最悪なのはアフリカ系アメリカ人の女性たちだ。

 

これらの要因としては、ロックダウン、出生前ケアへのアクセスの減少、およびさまざまな要因が妊産婦死亡の転帰に関連している可能性があるが、CDC のレポートは意図的に主要な暴露を隠している。2020 年に役割を果たした可能性のある急性 COVID-19 (※ コロナの自然感染)と、2021年に母親たちの 65%が接種された予防接種についてだ。

CDC は、これらの妊産婦の死亡の増加という不穏な傾向の緊急の疫学的評価のために、COVID-19の症例と予防接種に関するすべてのデータを、研究者たちに公開する必要がある。妊婦の死亡は、公衆衛生研究者にとって最優先事項であるべきだ。

出産可能年齢の女性と妊娠中の女性は、COVID-19ワクチン接種を控えるべきだろう。これは、妊娠のカテゴリーで短期または長期的な安全性が保証されていないためだ。







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