大量死 異常な現象 疾病と感染症

アメリカ人の免疫に何が起きている? 各地で「結核」や「稀な真菌感染症」のクラスターが続発

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ブラストミセス症の原因真菌のブラストミセス・デルマティディス (400倍)。 Blastomyces dermatitidis




 

ミシガン州で、90人以上がブラストミセス症という稀な真菌感染症を発症

先日、米カリフォルニア州のアマゾン社の出荷センターの倉庫の従業員たちの間に、「結核」が多数に発生したことが報じられていました。その数は、180人以上とも見られています。

米カリフォルニア州のアマゾンの倉庫で多数の従業員たちが「活動性結核」を発症 (2023/04/15)

そうしましたら、今度は、ミシガン州の製紙工場の 90人以上の労働員たちに、「ブラストミセス症」という、米国でもかなり稀な真菌感染症が確認、あるいは感染の可能性があると報じられていました。

このブラストミセス症っていうのは知らない病気でしたが、日本語の資料によると、以下のようなもののようです。

ブラストミセス症

北米分芽菌症とも称される大型酵母様真菌であるブラストミセス・デルマティディスの感染症である。米国のシカゴ周辺およびミシシッピ渓谷沿いに多発する。アフリカや中東にも本症の分布が知られている。

分生子 (胞子) の吸入により肺に初感染が生じるコクシジオイデス症やヒストプラスマ症と異なり、この真菌の肺感染では両側播種性の急性化膿性ないし慢性肉芽腫性病変を呈し、被包乾酪巣や空洞を形成することはまれである。

皮膚、骨、関節、副睾丸、脳等への全身性播種性病変をきたすと予後不良である (全身型の多くで皮膚病変を認める)。原発性皮膚プラストミセス症では、潰瘍や疣贅状肉芽腫が形成される。

pathos223.com

 

重症となると結構大変なようですが、問題は「治療法」で、医師向けの医療マニュアルの MSD には、以下のように書かれています。

(ブラストミセス症 - 治療)

> 重度のブラストミセス症は、アムホテリシンBを静脈内投与することで治療します。ブラストミセス症が軽度から中等度の場合は、イトラコナゾールを経口で投与します。

> 治療を受けると症状はすぐに軽快しますが、薬の投与は6~12カ月にわたって続ける必要があります。治療せずに放置すると、徐々に悪化し、まれに死に至ります。

MSD

 

ここに出てくる薬剤のアムホテリシンBは抗生物質で、イトラコナゾールは、抗真菌薬です。

それぞれの薬の作用機序はともかく、

「こんな薬を 1年間など連続して服用して大丈夫なのか?」

という気にはなります。

これは、腸内細菌環境などの体内常在菌への影響への懸念ですが (このように強い抗生物質は、常在菌の多くをも殺してしまうはずです)、抗真菌薬は、動物(ヒトも含めて)自身の細胞への悪影響も説明されていまして、それを数ヶ月以上というのは…。

しかし、他に治療法はないようです。

まず、ミシガン州の真菌感染症の流行について、米エポックタイムズの記事をご紹介します。




 


ミシガン州の製紙工場で 90人以上の労働者が真菌の発生に影響を受ける

Fungal Outbreak Affects Over 90 Workers at Michigan Paper Mill
Epoch Times 2023/04/14

地元保健当局によると、真菌感染症の一種であるブラストミセス症が確認された 19人の症例は、ミシガン州北部の製紙工場に関連しており、さらに 74人に感染の可能性があると考えられている。

公衆衛生当局は 4月7日に、確定症例と感染の可能性の高い症例の両方が症状を示した後、このブラストミセス症の症例が出たのは、ミシガン州のエスカナーバ・ビレルッド製紙工場の労働者たちであると述べた。

これらの症例は、抗原検査または抗体検査で陽性を示した人たちだ。

ブラストミセス症は、土壌や腐敗した木材に生息するブラストミセスと呼ばれる真菌によって引き起こされる感染症だ。

2月28日に、公衆衛生局は、工場で雇用されている個人の非定型肺炎感染について最初に警告を受けた。

3月3日、工場は公衆衛生当局から感染を知らされた。

真菌の正確な発生源はまだ特定されていない。しかし、それは工場の湿った腐った木材に付着していたと考えられている。

ブラストミセス症の発生に関する調査は進行中であり、地方、州、および連邦レベルの健康および衛生当局が含まれている。

専門家たちは、真菌性疾患は通常、人から人へと伝染しないため、このように多数の人々が感染するアウトブレイクは非常にまれであると述べた。

工場の労働者たちは現在、会社が提供する N95マスクを着用するよう求められている。保健当局の助言に従って、病気の蔓延を防ぐために、工場の換気システムの徹底的な清掃が行われている。

 

ブラストミコーシスについて

米国疾病管理予防センター (CDC)によると 、ブラストミセス菌は湿った土壌と分解物質に生息している。空気中の真菌の胞子を吸い込んだ後、ブラストミセス症にかかることがあり、肺に感染する可能性がある。

胞子を吸い込んでも、ほとんどの人が病気にならないが、咳、発熱、胸の痛み、呼吸困難、寝汗、疲労、体重減少、筋肉痛、関節痛などの症状を経験する人もいる。

重症の場合、真菌は肺から筋肉、骨、脳などの他の臓器に広がる。CDC によると、真菌に曝露した後、症状が現れるまでに 3週間から 3か月かかる場合がある。

ブラストミセス症を追跡しているアメリカの州では、毎年、人口 100,000 人あたり約 1~ 2例しか報告されていない。

この疾患による死亡は同様にまれであり、CDC は、1990年から 2010年までの 20年間の、米国でのブラストミセス症関連の死亡数は、1,216人だという。

「これらの感染症は非常にまれです。過去 5年間の平均で、ミシガン州全体で年間 26例しか報告されていません」と保健当局は 3月9日に発行された声明に書いた。

ブラストミセス症を予防できるワクチンはないが、この病気は、抗真菌薬の処方で治療できる。

ただし、感染の重症度と患者の免疫状態に応じた上で、治療の経過は 6か月から 1年の範囲になる可能性があると CDC は述べている。


 

ここまでです。

いずれにしても、このブラストミセス症というのは、本来は、「多数の人たちに感染が広がるものではない」もののようです。それが起きている。

まあ……何だか、こういう事例を見ていますと、今のアメリカの「性感染症の制御不能な感染拡大」のことを思い出します。

アメリカの「性感染症」の増加が制御不能に。梅毒患者数は過去70年で最大
 地球の記録 2022年9月24日

 

これらの原因の「根幹」は似たものなのではないのかなと思うのです。

それは、

「免疫の劇的な低下」

です。

 

実際に、MSD マニュアルにも、

 

> 免疫機能が低下している人はブラストミセス症にかかりやすく、症状も重くなりがちです。

 

とあります。

ワクチン接種後に免疫抑制が起きることは今では知られています。

・コロナワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDSとも)への警告に関する論文からも、ストレートな曝露を受けた小さな子どもたちへの懸念がさらに
In Deep 2022年5月4日

 

あるいは、人間には、ウイルス学の「干渉」と呼ばれるものがあり、「通常、ふたつ以上のウイルスに感染、発症することはない」のですが、現在、その原則が世界中で崩壊しています。

ヒトの免疫が壊れ始めた:米国で「複数のウイルスに同時感染して入院する子どもたちが激増」しているという報告に見る「ウイルスの干渉」法則さえ崩壊した現在
In Deep 2022年6月22日

 

これらの免疫低下を引き起こすのは、スパイクタンパク質であるとほぼ確定されており、さらにいえば、最近知ったことですが、

「スパイクタンパク質は体内で 1年以上残存する」

ことがわかっています。

以下の記事の中にあります。

スパイクタンパク質は、骨髄から血管から本体まで「脳のあらゆる部位から検出され」それらは一様に脳組織を破壊していた
 In Deep 2023年4月12日

 

さらには、スパイクタンパク質は、免疫に最も重要な臓器のひとつである「胸腺」を攻撃することもイタリアの研究でわかっています。

これらが積み重なってきているのではないでしょうか。

だとすると、他のさまざまな感染症も……まあ、現在すでに増加していますが、今後さらに増加傾向となっていくのではないかと予測されます。

理屈では、そう考えざるを得ません。

しかし、だとすると、アメリカよりはるかに接種率が高い日本はどうなるのだろうかと。







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