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アストラゼネカ社ワクチン接種後に「脳機能と視力を失った」男性の2年半の記録

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「私たちの生活はすべて変わってしまいました」

コロナワクチン後の有害事象例は、それこそ世界にどれだけあるのかわからないほどの数にのぼっていると思いますが、最近、英国テレグラフに、「アストラゼネカ社ワクチン接種後に、脳出血により脳機能と視力などを失った英国人男性」についての記事が、その奥さまの談話として掲載されていました。

非常に長い記事です。

なぜ、この記事に注目したのかというと、最初に掲載されたのは、英国テレグラフというメジャー報道メディアで、それを、やはりメジャーな米国 Yahoo ! ニュースが転載していたことでした。

これまで、ここまで詳細なワクチンと直接関係した有害事象の記事は、少なくともメジャー報道では、ほとんど見たことがありません。

何か…風向きが変わってきているのですかね…。

そのあたりはわからないですが、そのテレグラフの記事をご紹介したいと思います。

大変長いですが、全編翻訳します。

なお、この被害男性は、英国で最初にアストラゼネカに訴訟を起こした人物でもあり、もし勝訴すれば、後に続々と訴訟が続くと見られます。





「ワクチンは安全だと言われていましたが、その後、起きたことは私たちの人生を永遠に変えるものでした」

‘We were told the vaccine was safe - but what happened has been life-changing’
news.yahoo.com 2023/11/09


ジェイミー・スコット氏と妻ケイトさん

 

ケイト・スコットさんは夫に別れを告げるために病院から三回電話を受けた。彼女は三度、彼が今にも死ぬのではないかと思いながら、彼のベッドサイドに駆け寄った。

彼女は、今後自分が未亡人になり、「人生最愛の人」なしで、当時まだ赤ん坊だった二人の幼い子供たちを女手ひとつで育てなければならなくなるのではないかと三度思った。

しかし、夫のジェイミー氏はそうはならなかった。ジェイミー氏は脳の「壊滅的な」出血を乗り越えて生き延びた。

しかし、彼はすでに以前と同じ人間ではなかった。彼はもはやそれまでの仕事を続けることはできなくなった。複雑な会話についていけなくなった。彼の視力は障害を受けており、本を読むなどの最も単純なことも、もはや難しい。

「私たちは不運な人々の中では最も幸運だと思います」とケイトさんは言う。

「私たちは感謝の気持ちと悲しみの気持ちの両方を持っています。私たちは失ったものを悲しんでいますが、毎朝彼の隣で目覚めることができることにとても感謝しています」

ジェイミー氏は、集中治療室で昏睡状態にあった 4週間と 5日間のことを何も覚えていない。

「何も覚えていないんです。その時のことはまったく覚えていない。覚えているのは、目が覚めてケイトに会ったことだけです」とジェイミー氏は語った。

とジェイミー氏は、アストラゼネカ社に対して画期的な法的訴訟で損害賠償請求を提起した最初の人物であり、勝訴すれば、続く数百件の請求、そして損害賠償請求は数億、数十億に及ぶ可能性がある。

ジェイミー氏は 44歳の健康な男性で、10キロを走る熱心なランナーだったが、そのときから、彼の人生(ひいてはケイトさんと息子たちの人生)が激変した。

今から 2年ちょっと前、2021年4月23日、ジェイミー氏は他の多くの英国人がやったことと同じことをした。

彼は新型コロナウイルスの感染予防のため、家族が住んでいるウェスト・ミッドランズにある地元の一般医クリニックへ行った。それはワクチン展開の比較的初期の頃であり、英国はオックスフォード大学で開発されたアストラゼネカワクチンを熱心に推進していた。

その頃、ワクチンに関連した血栓の可能性についての警告が出始めており、ジェイミー氏が注射を受ける 2週間前に、英国政府は 30歳未満へのアストラゼネカ製ワクチンの接種を中止していた。

しかしジェイミー氏は、子供たちと一緒に年老いた父親を訪ねることができるよう、自分なりにできることをして予防接種を受けたいと考えていた。

彼は自分のためにワクチンを打ったのではなかった。同じような年齢で健康状態も良好な男性にとっては、新型コロナウイルス感染症はほとんど脅威ではなかった。むしろ、アストラゼネカのワクチンは致死性に近いことが判明した。

「私たちは自分たちのことを心配してはいませんでした」とケイトさんは言う。「私たちはタバコも吸いませんし、お酒もあまり飲みません」

ジェイミー氏はもともと楽観的な性格だ。「私は政府の言うことに従っただけです」と彼は言う。

最初の接種では、ジェイミー氏はファイザーワクチンを接種しようと考えていた。彼はアストラゼネカ製ワクチンの潜在的なリスクについて漠然と認識していた。しかし、ファイザー社ワクチンは(当時の英国には)存在しなかった。政府はアストラゼネカから数百万回分のワクチンを購入していた。

最初の投与から 10日間、ジェイミー氏は元気だった。彼は家に帰り、いつも通りの生活を送っていた。

5月3日の朝、彼と家族の生活は崩壊した。

ケイトさんは次に何が起こったかを思い出す。ジェイミー氏が疲れを訴えると、ケイトさんはジェイミー氏を寝かせ、朝食のために子供たちを階下に連れて行った。

「 1時間後、彼は嘔吐しました」とケイトさんは振り返る。彼のうずき声は、彼女が今まで聞いたことのないものだった。

「今までとは違うように聞こえました。私は彼の様子を確認するために二階に来ました。この時点で彼の発話に問題が起きました。私は、彼が脳卒中を起こしているのではないかと思いました。ともかく、彼は言葉を話せなく、また、彼は自分がどこにいるのか、そして私が誰なのかがわからなくなっていました」

救急車が呼ばれ、ジェイミー氏は地元の病院に運ばれた。そこで医師はワクチン誘発性免疫性血小板減少症および血栓症(VITT)の疑いがあると診断した。

この医師たちの機転がジェイミー氏の命を救うことにつながった。この病院にはジェイミー氏を治療する専門知識がないことを認識し、別の救急車を呼び、彼をコベントリー病院に搬送した。

しかし、ジェイミー氏の状態は悪化し続けた。

当時は新型コロナウイルス感染症による規制があったにもかかわらず、ジェイミー氏の父親は、ケイトさんとともにベッドサイドに呼び出された。

「この頃には彼は、すでに会話がまったくできなくなっていて、私が誰であるかも分かりませんでした」とケイトさんは言う。

もはや状況は絶望的となった。コベントリー病院は、さらに新たな救急車を呼んでジェイミー氏をバーミンガムに送り、専門知識を備えたこの地域で唯一の病院で緊急手術を行った。

嵐のためヘリコプターは飛行できず、代わりにジェイミー氏は陸路で現場に急行した。バーミンガムのクイーン・エリザベス病院は、ジェイミー氏を治療した 3番目の病院だった。

ジェイミー氏は脳の致命的な出血のため、3時間手術を受けた。

MRIスキャンでは、97mm× 47mm (約 10センチと 5センチ)の脳領域に損傷があることが判明した。およそクレジットカードの面積に相当する。「それらは死んだ脳組織です」とケイトさんは言う。

「この治療が非常に複雑だった理由は、このようなことがこれまでになかったからです。それ(ワクチン誘発性免疫性血小板減少症および血栓症)は存在しませんでした」

彼女がジェイミー氏の瀕死の原因がワクチンにあることを知っている理由がそれだ。なぜそれが脳出血の原因だったのか。ワクチンにより脳の入り口に大量の血栓が発生し、内部に出血が生じた。血栓を治療すると出血が悪化する危険性があった、とケイトさんは言う。

ジェイミー氏は腫れを抑えるために頭蓋骨の一部を切除する開頭手術を受けた。

その後 4週間と 5日間、彼は人工呼吸器を付けられ、喉に気管切開が行われ昏睡状態に陥った。

集中治療室内では新型コロナウイルス感染症に関する厳しい規制があったため、ケイトさんはこの恐ろしい期間中、夫との面会がほとんど許可されなかった。

当時 4歳と生後 8ヵ月だった彼らの二人の子供たちは、4ヵ月間父親に会わなかった。

ケイトさんが夫に会ったときは、病院側は、ジェイミー氏の死をかなり確信していたときだった。ケイトさんは以下のように言う。

「別れを告げるために呼び出されたことが 3回ありました。しかし、子供たちは 122日間彼に会わなかった。子供たちにとって、父親は失踪したのと同じでした」

ケイトさんは粘り強く、最終的に病院当局と交渉して、毎週 1時間ジェイミー氏と面会できるようにした。「私は他の人よりも幸運でした」と彼女は極度の困難から生まれた楽観主義で言う。

「ジェイミーは医学上の奇跡です。MRIスキャンでの損傷を見れば、そのことが理解できます」

ケイトさんは、ジェイミー氏に起こったことについて話すのは「難しく」「悲しい」ことだと認めている。

「今でも鳥肌が立ちます。彼は私の完璧なパートナーであり、完璧なデート相手でした。ジェイミーにとって今一番つらいのは、同じ父親や夫になれないことでしょう。我が家には元気いっぱいの男の子が二人います。彼らはサッカーをすることと木登りが大好きですが、ジェイミーはもうそれができません。彼は、以前の人生でしていたことが何もできないことを理解しており、常に自分自身との内なる闘いを続けています」

ジェイミー氏はもともと非常に健康で、「脂肪は 1オンスもなかった」ため、外の世界からは十分に健康そうに見えた。現在、彼は投薬を受けており、240時間のリハビリを受けており、集中力は途切れている。

ジェイミー氏は自転車に乗る自信さえない。車の運転もやめなければならず、ITソフトウェアを開発する高収入の仕事も辞めるしかなかった。

彼らは Zoom通話に参加することがあるが、「人々が話していることは聞こえますが、視界はすべてがぼやけています。(目の状態が)良くなるかどうかはまだわかりません。2年経ったのですが…」

ケイトさんは「脳の高機能領域が損傷しているのです。彼は盲目です」と言う。

ケイトさんが自分たちに何が起こったのかを話すまでに 2年間のセラピーが必要だった。

しかし彼女は怒っており、アストラゼネカ製ワクチンが家族にもたらした、この恐ろしい犠牲を強調するために、しぶしぶ、人前でこのような話をするようになった。

彼らは、他の家族と同様に、政府の絶望的に時代遅れで不十分な補償制度とも戦わなければならなかった。現在、彼らへの支払いは 12万ポンド(約 2200万円)に制限されている。これでは、スコット一家を引き裂いた損害や苦悩は言うまでもなく、将来的に失われた収入を補うには程遠い。

この補償金は、死亡事件と被害者の少なくとも 60%が障害者とみなされる「重度障害」を負った場合に支払われる。しかし、実際には彼の人生は取り返しのつかないほど変わってしまっていた。

「私たちは民間人ですが、その不当な扱いには耐えられません」とケイトさんは説明する。

「私たちはワクチンによって引き起こされた傷害に対する公正な補償を求めて 18か月間政府に働きかけてきました。アストラゼネカは私たちと一度も話したことがなく、謝罪もしていません。それは非倫理的です。それは間違っています。いかなる組織も法律を超越すべきではありませんが、不正を正すコストはあまりにも大きすぎます。私たちは政府からワクチンは安全で効果的だと言われましたが、ジェイミーに起こったことは人生を変えるものであり、彼らのワクチンがその原因となったのです」

この悲劇により、ケイトさんとジェイミー氏は混乱し、ワクチンについて確信が持てなくなったという。彼らは反ワクチンではないが、今では懐疑的であり、そうなった理由を理解するのは難しくない。

「これらの反応は、私たちが信じていたよりもはるかに頻繁でした」と彼女は言った。「(副作用の発生率は)かなり低いですが、それでも腹が立ちます。彼らはワクチンが感染を止められないことを知っていました。私たちはジェイミーの命を救った脳外科医に会いました。ジェイミーは生き残りましたが、同じ週に他の人が生き残らなかったことが分かりました。彼こそが奇跡だった。私たちは最も幸運で不運な人々です。とても感謝していますが、とても残念な気持ちも伴います。私たちの生活は大きく変わりました」

「私は今、同じ理由で家族と死別した生活を送っている人々に会っています。それが私の未来の姿であったかもしれないのですから」

ケイト・スコットさんはクラウドファンディングで資金を募っている。リンクはこちらだ







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