言葉と右半身の動きが奪われた
前回の記事では、アストラゼネカ社ワクチン接種後に「脳機能と視力を失った」男性に関しての英テレグラフの記事をご紹介しました。
(記事)アストラゼネカ社ワクチン接種後に「脳機能と視力を失った」男性の2年半の記録
地球の記録 2023年11月15日
脳の高次機能と視力の大部分を失った男性は、IT 関係の仕事も辞めざるを得なくなり、そして「事故」から 2年以上経った今でも、状況はほとんど改善されていないようです。
この男性は、アストラゼネカに損害賠償請求を提起していますが、他の女性で、接種後の有害事象に対して、アストラゼネカ社に提訴を起こした方の報道が出ていました。
元は英テレグラフが報じたもののようで、それを米エポックタイムズが記事にしていました。
女性はオーストラリア演劇界のスター女優だった方だそうで、アストラゼネカ社ワクチン接種後 2週間目に発作を起こし、脳損傷のため話す能力を失い、右半身が「完全に麻痺」したそうです。
病院は、「ワクチン誘発性血小板減少性血栓症(VITT)」と診断しています。
これらの訴訟の行方はわからないですが、仮にひとりでも勝訴した場合、その後に爆発的な数になると見られる訴訟の状況にも関係していく可能性はあります。
現在のこれらの動きが、世界中でもう少し認知されれば、ファイザー社やモデルナ社での有害事象に関しても、同様の動きが世界で広がるかもしれません。
ファイザーやモデルナのこの一年の株価の推移はボロボロになっていますが、経営の基礎自体を直撃するような事態に移行していく可能性もないではないのかもしれません。
2023年のファイザーとモデルナの株価の1年間の推移(11月9日まで)
BDW
これらの企業がなくなるということ以上に、「 mRNA テクノロジーそのものの再考」というところにまで行ってくれるといいのですが…。
ただ、この被害を受けた女性は、「今でもワクチン支持者」であるようで、その後、アストラゼネカのワクチンは受けなかったものの、ファイザーの追加接種を受けたと書かれてあります。そんなことをすれば、身体の状況はさらに…とは思うのですが。
米エポックタイムズの記事をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症ワクチンで脳損傷を受けた女優がアストラゼネカを訴訟
Actress Sues AstraZeneca After COVID-19 Jab Leaves Her With Brain Injuries
Epoch Times 2023/11/14
2022年1月10日、オーストラリアでの接種の様子(イメージ)。
オーストラリアの演劇界のスターでワクチン接種支持者の女性が、同社のワクチンを接種した後に生命を脅かす脳卒中により仕事ができなくなったとして、製薬会社アストラゼネカを訴えている。
メレ・スチュワートさん(42歳)は、ミュージカル「マンマ・ミーア!」で主役を演じるなど、英国とオーストラリアの両方で名女優として知られている。
スチュワートさんは、2021年5月24日にアストラゼネカ製新型コロナウイルス感染症ワクチンの初回投与を受けた。
2週間後、彼女は発作を起こし始め、話す能力を失い、体の右側がまったく動かなくなった。
脳外科医は彼女をワクチン誘発性血小板減少性血栓症(VITT)と診断した。これは血液凝固状態であり、製造業者と規制当局は現在、これが特定のワクチンの「非常にまれな副作用」であると認めている。
彼女は、頭蓋骨の一部を切除して脳内の圧力を下げて生き続けるための 3時間に及ぶ手術である頭蓋切除術を含む、複数の処置と厳しい治療を受けた。
その後、外科医たちは彼女の頭蓋骨のその部分を彼女の手ほどの大きさのチタン製のプレートに置き換えた。
「ワクチンとの関連性」
スチュワートさんの夫ベン・ルイス氏は、医師たちは当初から「これがワクチンに関連しているという仮説を立てていました」と語った。
「それまでのメレには病歴はありませんでした。彼女はとても健康でした。彼女は自分の体を神殿のように世話しました。結局のところ、それが女優としての彼女の仕事でした。彼女はこれまで一度も入院したことがありませんでした」と彼は語った。
血液学者が実施した血液検査により、原因がワクチンであることを裏付ける特定のマーカーが判明した。
スチュワートさんは血小板レベルが低く、凝固の問題があったため、4日間で 5回の輸血が必要だった。
夫妻は知る限り、新型コロナウイルスに感染したことはなかったが、パンデミック中は演劇業界が閉鎖されていたため、集団ワクチン接種が観客を取り戻す重要なステップだと信じていた。
「私は悲しんでいます」
彼女はワクチンの被害を認めて政府から 23万豪ドル(約 2200万円)を受け取ったが、女優の仕事ができなくなったスチュワートさんと、妻の看護のために仕事を一時中断した夫が失った多額の収入を補うには及ばない。
スチュワートさんは 2回目のワクチン接種に同意しており、彼女が依然としてワクチン接種の支持者であることを人々に知ってもらいたいと考えている。
「アストラゼネカ製ワクチンのせいで問題があったにもかかわらず、私はファイザー製ワクチンを複数回接種しており、ワクチン接種の断固たる支持者であり続けています」とスチュワートさんは語った。
しかし、夫妻は政府の安心感に惑わされたと考えているため、アストラゼネカに対して法的措置をとらざるを得なくなっている。
夫のルイス氏は「このワクチンは安全に使用できると期待していたが、今回の場合、アストラゼネカは安全に使用できなかった」と述べた。
「負傷者や重症者は比較的少数だが、国と社会のために正しいことをしたごく少数の人々の世話をするのは政府の義務です」
ワクチン被害者への支払い
スチュワートさんへの政府からの非課税の支払いは、すべてのワクチン接種に対する国民の信頼を維持するために 1979年に設立された補償制度の一環だ。
新型コロナワクチン接種によって人生を変えるほどの傷を負い、愛する人たちへの影響を被った人々にとって、批評家たちは現状の補償はひどく不十分だと考えている。
現在の配当額は 2007年以来引き上げられていない。
この計画では、被害者はワクチン接種の影響で 60%に障害があることを証明する必要がある。この基準を満たさない人は経済的支援は受けられず、被害が少ない人にはスライド制が適用されない。
スチュワートさんも参加している同社に対する画期的な訴訟を受けて、アストラゼネカの広報担当者はエポックタイムズに対し、「患者の安全は当社の最優先事項であり、規制当局は、ワクチンを含む医薬品すべての製品の安全な使用を確保するための明確で厳格な基準を設けています」と語った。
「愛する人を亡くしたり、健康上の問題を報告されたりした人たちに、私たちの同情の意を表します」と広報担当者は述べた。
同報道官は、政府の医薬品・ヘルスケア製品規制局(MHRA)がワクチンの「安全性プロフィールと有効性」に基づいて、英国向けにヴァクゼブリアの完全な販売承認を与えたと付け加えた。