2018年12月23日 無人機で撮影されたクラカタウ火山の噴火の様子
12月23日にインドネシアのジャワ島とスマトラ島の間の海域で発生した「火山の噴火の影響による津波」による犠牲者の数は、昨日以下の記事でご紹介した時は 60名ほどだったのが、その後、222名が亡くなったと報じられています。
この津波を発生させたと考えられるクラカタウ火山の噴火の様子が、12月23日、無人機による撮影で明らかになりました。
その様相は、今年のクラカタウ火山の噴火の中でも最大規模に見えるすさまじいものです。
2018年12月23日 インドネシア・クラカタウ火山
クラカタウ火山の場所
・Google Map
クラカタウ火山は、もともとクラカタウという今より大きな島があった場所が、1883年に発生した大噴火で、島の大半が吹き飛ばされ、今はクラカタウの大部分は「海の中」にあります。
そして、上の図でもおわかりのように、クラカタウ火山は、過去100年以上にわたり、着実に「成長」を続けています
最近のクラカタウの激しい活動を見ていますと、この火山の成長と活動の活溌化がいよいよ本格化してきた可能性を感じます。