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ミニ氷河期の到来 火山噴火と地震活動 異常気象

噴火が引き起こした「ミニ氷河期」 : キラウエア火山の溶岩が夏のハワイに「氷点下の気温」をもたらす。この異常な気象現象の理由は?

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ハワイ島の「冬の気象の到来」についての注意報を発令するハワイのニュース


Island News

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ハワイのキラウエア火山の噴火は、終息に向かう兆しなく継続し続けています。

焼失した家屋は 400棟を超え、一部では有毒となり得る火山性ガスの範囲も拡大し続けています。

溶岩流によって焼失するハワイ島パホア地区の家屋


jimbakkershow.com

このハワイで意外にも思える「異変」が起きています。

火山の噴火というのは上のような光景を見ても、火の事象であり、熱は想像させるにしても「寒さ」ということとは無縁の出来事のように感じますが、そのハワイで「寒さに対しての注意報」が発令されているのです。実際、ハワイ島のマウナケアなど高所では「氷点下の気温」までが起き得る状況となっています。

この理由は、「海に流れ込んだ溶岩による水蒸気」が関係しているのだそうです。

海に流れ込み水蒸気を発生させているキラウエアの溶岩


KHON2

その後、ハワイの気象当局は、気象条件に注意するように呼びかけました。

もちろん、ハワイでこのようなことは前例のないことで、専門家たちから驚きの声が上がっています。

このあたりについては報道に詳しく書かれていますので、今回はその記事を翻訳してご紹介したいと思います。

そして、ふと思ったのですけれど、「世界中で巨大な火山が噴火したり、あるいは、海底火山の噴火が相次いだ場合は、同じような《寒冷化》のメカニズムが働く可能性もあるのかもしれない」とも思いました。

火山の噴火は巨大なものとなりますと、上層大気への影響(火山煙が太陽光を遮るなど)からも寒冷化を引き起こすことが知られていますが、今回のハワイ島のような「海へ流れ込む溶岩による水蒸気でも寒冷が引き起こされることがある」ことをはじめて知りました。

これからの気候の変化については今のところは何ともいえないですが、今年の夏の気候への影響が、少なくともハワイに関してはあるのかもしれません。

それでは、ここから報道です。


Hawaii volcano eruption: Mysterious freezing rain STUNS scientists after lava explosion
express.co.uk 2018/06/10

ハワイでの火山噴火 : 溶岩爆発後に降った不可解な凍結雨に驚く科学者たち

ハワイのキラウエア火山の爆発的な溶岩の噴出が冬の凍結の気象をもたらししていることに、専門家たちは困惑している。

気象学者は、「これまで、ハワイ島がこのようなことを経験したことはありません」と認めている。

キラウエア火山の噴火が続く中、ハワイの気象局は、ハワイ島に「凍結した雨」が降るというショッキングな状況となったために、「冬の気候に対しての注意報を発令」するという事態となった。

このような異常な気象状況は、ハワイでは非常にまれだ。

ハワイの気象学者のひとりは次のように語る。

「火山の噴火による溶岩流は、現実として、マウナケア山の頂上に冬の天候をもたらすと予報されています」

「キラウエアの溶岩は海に流れ込み、大量の蒸気を作り出します。その蒸気が大気中に上昇すると冷却し、それが凍結した雨や霧のようになり、大気中に降るのです。とはいえ、私はこのようなことを以前に見たことがありません。高所では現在、道路上に氷があり、危険な状態を作り出しています」

気象当局の公式の勧告によると、キラウエア火山から 22キロメートル離れた場所にあるマウナケアの山頂での最近の観測は、氷点下の気温となっており、凍った雨をもたらしていることを示している。

アメリカ地質調査所(USGS)は 6月10日に、キラウエア火山の噴火について「いつ終息するのかまったく予測できない」ことを認めた。

キラウエアの噴火は1ヶ月以上に及ぶが、強い風が、近くの小さな島々に火山の噴煙をもたらおり、有害な大気汚染となり得る状態となっている。




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