世界最速、最大規模のワクチン接種を展開したイスラエルですが、9月の終わりに、日本の少なくとも 1回のワクチン接種率が、そのイスラエルを超えました。
ついでに、韓国もイスラエルのワクチン接種率を超えました。
9月30日時点のそれぞれのワクチン接種率は高いほうから以下のようになります。
韓国 76.02%
日本 70.73%
イスラエル 69.63%
この接種率から「実際の接種人口」を計算しますと、以下のようになります。
韓国 (人口 5178万人) ワクチン接種者 3935万人
日本 (人口 1億2580万人) ワクチン接種者 9686万人
イスラエル (人口 921万人) ワクチン接種者 635万人
このようなことになっていまして、日本は、イスラエルのワクチン接種者の 15倍ほどの数となっています。
それにしても、イスラエルは、4月6日にワクチン接種率が 60%に達した後、半年後の現在も、接種率は 70%に達しておらず、
「打たないと決めた人は、何がどうなっても打たない」
ということがよくわかります。
イスラエルでは、2回目のワクチン接種を半年前に受けた人たちの「グリーンパスの期限切れ」が始まっていますが、3回目のブースター接種を受けた人の数は、344万人となっていて、かなりの人たちがブースターショットを受けていないことになりそうです。
以下の記事で取り上げました。
イスラエルで、ブースターショットを受けていない人のグリーンパスの「失効」が始まる。しかし、2回目接種を受けた人のうちの 100万人が3回目接種を拒否している
投稿日:2021年9月29日
まあ、日本も韓国もここまでワクチン接種が進んだ後、何がどうなっていくのかはよくわからないですが、いずれにしましても、日本でも韓国でも、ワクチン接種キャンペーンは続いていまして、日本でも 1億人という数に届くのもそれほど遠くはなさそうです。
すごいことです。