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イベルメクチンが「肺ガン細胞の増殖を阻害するメカニズム」を明らかにした最近の論文

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イベルメクチンの抗ガン作用についての新しい論文

イベルメクチンは、コロナの時代には(というか、今もコロナの時代でしょうけれど)、いろいろと議論や物議が存在したものですが、コロナという枠を超えますと、

「ガンに対しての抗ガン作用を述べた論文が数多くある」

ことを知ったのが、2年前のことでした。

以下のふたつの記事を In Deep に書きました。

(記事)「抗ガン剤としてのイベルメクチン」に関しての数々の論文を知る
 In Deep 2021年10月25日

(記事)イベルメクチンは、あらゆる種類のガンに対抗できる「奇跡の抗がん剤でもある」ことを示す9つの医学論文(すべて査読済み)
 In Deep 2022年4月17日

以下のようなガンに対してのガン細胞の増殖の抑制などが示されていた
論文をご紹介しました。

研究でイベルメクチンの効果が認められたガン

・悪性脳腫瘍 論文

・腎細胞ガン論文

・乳ガン 論文

・腸ガンと肺ガン 論文

・卵巣ガン 論文

・結腸直腸ガン 論文

・食道扁平上皮ガン 論文

ここまで来ると、他にもいろいろと効果がありそうな気はいたしますが、しかし、以前から一貫しておりますのは、私は医療専門家ではないですので、医薬品であるイベルメクチンを推奨したり(あるいは否定したり)ということはできません

そういう研究と論文がこの世に存在するということだけをご紹介しています。

そして、最近、初めて、イベルメクチンが「肺腺ガン」のガン細胞の増殖を阻害するという内容の論文が発表されました。肺腺ガンは、肺ガンの中で最も多いガンです。

中国重慶にある陸軍医科大学の研究者たちによるものですので……そのうち、中国では医療として採用される可能性もあるのかもしれません。

ただ、このようなイベルメクチンのガンへの作用が明らかになるたびに、安価なイベルメクチンに対しての「抑圧」はさらに強くなるのかもしれません。一部の抗ガン剤とは比較にならない安さですので、抗ガン剤としてメジャーになられては困る、という何らかの意志は働くでしょう。

肺腺ガンに対してのイベルメクチンの効果を示した研究の論文の概要をご紹介します。





イベルメクチンは肺腺癌細胞の PAK1 とアポトーシスを下方制御することにより非保護的オートファジーを誘導する

Ivermectin induces nonprotective autophagy by downregulating PAK1 and apoptosis in lung adenocarcinoma cells
PubMed 2023/09/23

概要

はじめに:
LUAD(肺腺ガン)は、肺ガンの最も一般的なサブタイプで、世界で最も発生率と死亡率が高いガンの 1つであり、依然として治療上の大きな課題が残っている。

アベルメクチン誘導体であるイベルメクチンは、過去数十年間、人間および獣医学の現場で抗寄生虫薬として伝統的に使用されてきた。

一方、イベルメクチンはさまざまなガンに対して効果があることが示されているが、肺腺ガンにおけるイベルメクチンの抗腫瘍効果を報告する入手可能なデータはほとんどない。

方法:
肺腺ガン細胞の細胞生存率および増殖能力に対するイベルメクチンの効果は、CCK-8 およびコロニー形成アッセイを使用して評価された。

アポトーシス率とオートファジーフラックスは、それぞれ PI/アネキシンV 染色に基づくフローサイトメトリーとLC3-GFP / RFP 涙点に基づく共焦点レーザー走査顕微鏡を使用して検出された。(※訳者注 / 申し訳ない。このあたりは単語自体が私には理解不能で、注釈できません)

アポトーシスとオートファジーの変化の結果を検証するために、ウエスタンブロット実験を実施した。LUAD-TCGA および GEO データベースを使用して、肺腺ガン患者における PAK1 (酵素)の発現と予測値を分析した。異種移植モデルと免疫組織化学的染色は、生体内でのイベルメクチンの阻害効果の検証に使用された。

結果:
イベルメクチン治療は、細胞増殖とともにコロニー形成と細胞の生存能力を著しく妨げ、肺腺ガン細胞のアポトーシスとオートファジーの流れの強化を引き起こした。

さらに、イベルメクチン誘発の非保護的オートファジーは、オートファジー阻害剤である 3-MA で肺腺ガン細胞を処理することによって確認された。

機構的に、我々は、イベルメクチンが肺腺ガン細胞における PAK1 タンパク質発現を阻害することを見出し、PAK1 の過剰発現が、肺腺ガン細胞におけるイベルメクチン誘導性オートファジーを実質的に阻害することを確認した。

TCGA および GEO データベースに基づくと、PAK1 は正常組織と比較して、肺腺ガン組織で高度に発現されていた。さらに、PAK1レベルが高い肺腺ガン患者は全生存率が低い。

最後に、in vivo (試験管内の)実験により、イベルメクチンがマウスにおける肺腺ガンの細胞増殖を効果的に抑制することが明らかになった。

結論:
この研究は、イベルメクチンが、肺腺ガンの増殖を阻害するメカニズムを明らかにしただけでなく、肺腺ガンの治療中のイベルメクチンの開発に関する重要な理論的根拠も裏付けた。







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