サルタ(アルゼンチン)の2017年6月17日の空
6月17日、南米の各地で、とても印象的な彩雲が撮影されていました。彩雲そのものは珍しいものでも何でもないですが、一斉にアップされますと、それなりに圧巻ではあります。
今回はその光景をご紹介したいと思います。
中には「青く光る」というような、彩雲といっていいのかどうかわからないものもありますが、ここでは「虹の雲」として一気にご紹介させていただきます。
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2017年6月17日に南米各地で撮影された「虹色や虹色ではない彩雲」
ホコタン(グアテマラ)
・Nube Iridiscentes sobre Jocotán, Chiquimula
サルタ(アルゼンチン)
マタモロス(メキシコ)
彩雲は普通の大気現象で、空を眺めていると、わりと頻繁に見られるものですが、その状態がとても美しいものだけに、昔からいろいろなことと結びつけられていました。世界には「吉兆である」といいう言い伝えもあれば、「凶兆である」という言い伝えもあります。彩雲 - Wikipedia には以下のような事例が記されています。
・吉兆とされる
・地震雲として例に挙げられることもあるが、科学的根拠はない
・仏教でおめでたい出来事として起きる前触れ現象(瑞相)を意味する
吉兆なのかもしれないですし、あるいは、そうではないのかもしれないですが、いずれにしても「虹の雲」もまた最近増えているようです。