地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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スコットランドにホールパンチ雲が出現

   

2017年12月14日 スコットランド・インヴァネスの上空


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21世紀に入ってくらいから、かつては見られなかった種類の雲がいろいろと出現するようになっていますが、今回ご紹介している「ホールパンチ雲」あるいは、日本語で「穴あき雲」と呼ばれる雲もそういうもののひとつです。

そう頻繁に出現するものではない現象ですが、12月14日英国スコットランドの北部にあるインヴァネスという街にあらわれました。

12月14日 インヴァネスのホールパンチ雲

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インヴァネスの場所
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このホールパンチ雲の発生メカニズムの「大まかなメカニズム」については、大気中に「氷と水滴が共存している」という状態ということが第1の条件として、そこに、たとえば、防災化学技術研究所のウェブサイトにあります下の解説のようなことになるようです。

氷の方が水滴より飽和蒸気圧が小さいので、周囲の水蒸気はどんどん氷に取り込まれていきます。こうして水蒸気が不足し、水滴の方は蒸発してしまい、丸い穴があくというわけです。言わば、氷が一種の「乾燥剤」の役割をして、雲を消したと考えられます

ということになるということのようです。

しかし、寒い時であるのなら、通常でも「大気中に氷と水滴が共存している状態」というのは、かなり普通のことですので、それだけの理由では、ホールパンチ雲の発生原因とはなり得ません。

さきほどの防災化学技術研究所のページにも、

> 「氷と水滴の共存」の他に、ホールパンチ雲の形成には何か必要条件があるものと思われます。

とあり、また、ホールパンチ雲は、かつてはほとんど見られなかった現象でもありますので、最近になってから、空に「その不明の発生条件が発生しやすくなった」ということになるのかもしれません、

12月14日 インヴァネスのホールパンチ雲

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それにしても、空に出現する雲の種類は大きく変わりつあります。

ほんの 10年ほど前との比較でも、出現する種類の雲はかなり変わったように思います。

「なぜ雲が大きく変化してきているのか」ということについては、「雲を作り出すものは何か」ということから考えますと漠然とは推測できるのですが、確定している理由でもないですので、今は書けません。雲がどうして発生するのかということについての最先端の科学については、In Deep の下の過去記事などをご参照いただけると幸いです。

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