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最期の食糧危機 洪水の時代 異常気象

中国南部での豪雨は61年ぶりの規模に。現在、80以上の河川が洪水警報レベルに達している

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2022年6月20日 水没した広東省の街 SCMP




 

近年の中国では、夏が近づくにつれて毎年のように大きな洪水が発生していますが、今年はこの数年を上回る規模となる可能性が出ています。

サウスチャイナ・モーニングポストによれば、広東省など中国南部での豪雨は、61年ぶりの雨量となっている上に、今後もしばらくこの激しい気候の状況は収まらないとされています。

中国南部の多くの地域で、家屋、そして農作地も破壊されているようです。


SCMP

中国北部などの地域では異様な猛暑となっており(異様な猛暑は今の日本も同じですが)、どのような気象になるとしても、とにかく非常に激しくなる傾向が顕著となっています。

豪雨はこの後、中国北部に向かうと予測されていて、またも中国の広範囲で規模の大きな洪水の発生が続いていく可能性が高いです。

中国の洪水について、米 CNN の記事をご紹介します。




 


過去60年で最も激しい雨が中国南部を襲っており、数十万人が洪水や地滑りの影響を受けている

Hundreds of thousands affected by floods, landslides as heaviest rain in 60 years hits southern China
CNN 2022/06/21

 

中国南部の一部が、過去 60年間で最も激しい豪雨に見舞われた後、中国の広東省で、50万人近くが洪水と地滑りの影響を受けた。

広東省の緊急事態管理局によると、豪雨による洪水により、177,600人が避難し、 1,729戸の家屋が破壊され、27.13ヘクタールの作物が被害を受けた。損失額は、2億5,000万ドル (約 330億円)以上になるという。

中国の国営メディアによると、記録的な降雨が深刻な地滑りと道路の浸水を引き起こしたのは、少なくとも 7つの省にのぼる。貴州省南西部では、増水した川が氾濫し、車や家を一掃したことをソーシャルメディアのビデオが示した。

広西チワン族自治区、広東省、福建省の降水量は 1961年以来最高に達したと地元の気象局は語った。

中国国立気候センターのデータによると、現在の雨量は 2021年全体の全国平均雨量だった 672.1ミリメートルの 90%以上に相当する。

気象専門家たちによると、今後、中国の南部ではさらに激しい暴風雨が発生し、北部では熱波が発生する可能性があるという。

極端な気象警報

中国の毎年の洪水シーズンは一般的に 6月に始まり、通常、揚子江とその支流に沿った人口密度の高い農業地域で最も深刻だ。

しかし、それは近年ますます激しく危険になり、専門家たちは事態が悪化する可能性があると警告している。今年 4月、国立気象センターは、極端な集中豪雨が国の南部と南西部、およびチベット南部の、通常は乾燥した砂漠の地域を襲うと予想されると警告した。

5月に国立気象センターが発表した報告によると、中国は昨年の平均年間降水量が 672.1mmで、通常より 6.7%多かった。報告書は、特に夏の間の中国の気象異常が悪化していると結論付けた。

新華社によると、中国南東部の江西の少なくとも 110万人の住民が、5月28日から 6月11日までの間に洪水と豪雨の影響を受け、木材と竹の生産地の 223,000ヘクタールの森林地帯が破壊された。

6月初旬、中国南部での集中豪雨により、少なくとも 32人が死亡した。コメの生産地である湖南省では、2,700戸以上の家屋が甚大な被害を受け、96,160ヘクタールの農地が破壊された。







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