世界的に、子どもへのコロナワクチン接種も拡大してきていまして、アメリカでは、「生後6カ月から 4歳までの子どもたち」への接種、つまり赤ちゃんと乳幼児への接種が始まりました。(報道)
また、アメリカでは、
「 5歳から 11歳の子どもへのブースター接種」
も承認申請されています。(報道)
まあ、このファイザー社ワクチン「コミナティ筋注」の「添付文書」には、今でも下のようにあるのですけれども…。
(コミナティ筋注 添付文書より)
> 9.7 小児等
> 16歳未満についての有効性、安全性は確立されていない。
それでも、主要国の多くでは、 5歳以上の子どもたちへの接種は拡大しています。
そのようにすでに接種が展開されている中で、先日、デンマークの国家保健委員会の長官が、
「子どもにコロナワクチンを推奨したのは間違いだった」
と述べたことが報じられていました。
デンマークでは、5歳以上にコロナワクチン接種がなされています。
報道によると、現在までにデンマークでは、40%の子どもが接種を受けたということですが、ここに来て「それは間違いだった」と保健当局が言いだしたのでした。
もう少し早く言ってくれるとよかったのですけどね。
報じていた米エポックタイムズの記事をご紹介させていただきます。
「すべての子どもにコロナワクチンを推奨したのは間違いだった」:デンマーク国家保健委員会は述べる
Mistake to Recommend COVID-19 Vaccines for All Children: Top Danish Health Official
Epoch Times 2022/06/23
コロナワクチンを、5歳以上のすべての子どもに推奨したのは過ちだったとデンマークの保健当局者が述べた。
デンマーク国家保健委員会の長官であるソレン・ブロストロム氏は、2021年後半からデンマークにおいて、それまでの知識に基づいて子どもたちに広くコロナワクチン接種を行ったのは間違いだったとテレビ報道で語った。
長官は、「子どもたちに接種をすることから多くを得ることができませんでした」と効果に問題があったことを認めた。
オミクロン変異体が世界中で優勢になった時期にデンマーク当局は、5歳から 15歳の子どもたちに対してワクチンを接種するようにアドバイスしていた。
長官は「これまで子どもにワクチン接種をしたすべての親には、あなたたちは正しいことをしたと伝えたい」と述べた。
「しかし同時に、今後については、私たちは、私たちのこれまで知見から、もう子どもたちへのワクチンの推奨はしません。私たちは将来的にも子どもたちの接種を推奨しません」と長官は付け加えた。
ワクチンの効果に関する研究は、それらがウイルスからの感染に対してほとんど保護を与えないことを示した。研究はまた、ワクチンが子どもたちの重度の病気に対して十分に保護しないことをますます示している。
子どもは、コロナウイルスに感染しても、重症化するリスクはほとんどない。
デンマークの新しいワクチン戦略では、成人には引き続きワクチンを接種することを推奨しているが、子どもには今後推奨しない。
「子どもと青年たちがオミクロン変異型のコロナで重症化する経過をたどることはめったにありません。そのため、5〜17歳の子どもたちに対する一次ワクチン接種の提供は、今後の特定の医学的評価の後に行われます 」と、デンマーク当局は述べた。
同時に、長官は、成人にはワクチン接種を推奨しており、すでに 2回のワクチン接種を受けている場合は、ブースター接種を、すでにブースター接種を受けている場合でも、オミクロンに対する保護が弱まっているため、追加のブースターを接種するように促した。
多くの国々と同様に、デンマークではファイザー社とモデルナ社のコロナワクチンが提供されている。
デンマークのワクチン接種記録によると、6月15日の時点で、デンマーク人の約 85%が 1回のワクチン接種を受け、約 77%が 2回または 3回の接種を受け、約 66%が4回目の接種を受けている。
デンマークでは、これまで、5歳から 15歳の子どもの約 40パーセントが接種を受けた。