8月3日の米国CBSニュースより
アメリカのテキサス州のモンゴメリーという街で、印象的な形の「女性の姿のような雲」が撮影されたことが話題となっています。
この雲は、見方によっては神々しかったりするのかもしれないですが、メディアでは光輝く天使という表現を使っているものが多く見られました。下がその雲です。
モンゴメリーで撮影された雲
・Danny Ferraro
・Danny Ferraro
特筆すべきことは、このことに関して、8月3日付けのアメリカのほとんどのメジャーな報道メディアで記事として取りあげられていたことでしょうか。
それだけ、こういう出来事はアメリカの人々の注目を集めるということなのかもしれません。
撮影されたテキサス州ののモンゴメリーは、場所としては、ケネディ大統領が暗殺された街として名高い「ダラス」と、今年 5月に高校で銃の乱射が発生して 10名が死亡した「ヒューストン」の間に位置します。
モンゴメリーの場所
・Google Map
あと、この場所は、1966年8月1日にチャールズ・ホイットマンの銃撃により 15名が死亡した「テキサスタワー乱射事件」が発生したオースティンとも近いです。
それと、モンゴメリー近くの乱射の現場としては(もういいわ)……。
まあ、乱射はともかくとして、モントゴメリーという場所はそういうような現場に囲まれている場所でもあり、天使が出てくる場所としてふさわしいかどうかは難しい場所でもありますけれど……いや、むしろ適切なのかもしれません。
なお、ヒューストン周辺は、昨年 8月の後半にハリケーンによって壊滅的な洪水被害を受けた場所でもあります。それから、そろそろ1年になろうとしています。
このときのヒューストンの洪水は「 500年に 1度」といわれていましたが、この災害の様相については、下の記事で取りあげています。
完全な洪水の時代へと : テキサスは圧倒的なカタストロフに。そして世界各地でも同時多発的な黙示録的な被害を伴う大洪水が拡大
雲はいろいろな形になりますけれど、その様相によって、人はそれをいろいろな自分の中にあるイメージと無意識に結びつける部分があります。
昨年 4月に、ベネズエラのキリスト教の屋外でのミサの間に空に現れた以下の「雲」から、ミサの出席者の多くが「イエス・キリスト」を連想したように。
2017年4月23日 ベネズエラで行われたミサの上空に出現した「雲」
・noticiaaldia.com
これについては、以下の記事でふれています。
南米に出現しまくるイエス・キリスト的な曖昧な偶像の連続の中で、「夢で告げられた北緯33度線に位置するイスラエルの山」が意味することは何?
こういうようなさまざままな「形」の雲が単なる偶然か、そうでもないのかについてはわかりませんが、すべてがすべて偶然だけというわけでもなさそうなことは、いくつかの事例から言える可能性もあります。
そして、それが偶然であろうと何であろうと、今後もこういうものは世界中に出現し続けるはずです。