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太陽で「Xフレア」が発生。日本時間の10月31日に G3の強い磁気嵐が地球に到達するとNASAは予測

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2021年10月28日のX1フレア。NASA、space.com




 

最近の太陽活動は以前の予想以上に増大していますが、10月28日、黒点領域 2887 から「Xフレア」が発生しました。

黒点数だけではなく、活動も活発化しているようです。

太陽フレアは、爆発エネルギーにより、A、B、C、M、X とカテゴリーわけされていて、X は最大規模のカテゴリーとなります。今回の規模は X1 でした。


NASA

この太陽フレアは CME (コロナ質量放出)を伴っており、この影響で、日本時間の 10月31日頃に地球で G3クラスの磁気嵐が発生すると、スペースウェザーは予測しています。

磁気嵐は、G1 から G5 に分類され、G3は中間に値する比較的強い磁気嵐です。

磁気嵐の分類

G5 広域で電力の電圧制御の問題や電力保護機器の問題が発生しうる。短波放送では多くの地域で1 - 2日間にわたって電波が伝搬しなくなる。

G4 電力系統では広い範囲で電圧制御に問題が発生する可能性がある。一部の重要な機器では、保護システムの誤作動により電力供給が遮断される可能性がある。

G3 一部の電力保護機器では警報の誤作動を起こす可能性がある。衛星機器では表面帯電が起こりうる。

G2 高緯度地域の電力系統では、電圧異常が起こりうるほか、長期に及ぶと変圧器がダメージを被りうる。

G1 電力系統の弱い変動が起こりうる。

swpc.noaa.gov

今回予測されている G3 の磁気嵐で、地上の電気・通信網に大きな影響が出ることはないと思いますが、何らかの小さな影響は出るかもしれません。

現在、太陽には 80以上の黒点が存在しています。

2021年10月29日の黒点数 82

NASA、spaceweather.com

今回、太陽フレアを発生させた黒点活動領域 2887 の左上には、さらに巨大な黒点活動領域 2891 が地球に向いてきていますので、しばらくの間、やや大きめの太陽フレアが発生し続ける可能性はあるのかもしれません。







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