2016年6月1日に雪に包まれたロシア北部のパンゴディの光景
ロシア北部に6月としては史上最強クラスの寒波が流れ込み、いくつかの地域では初夏に入ったと同時に「大雪に見舞われる」ということになっています。
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ロシアのパンゴディという場所から YouTube に吹雪の様子を投稿した人は、説明欄の冒頭に、
「ロシアに待望の夏がやってまいりました!」
と皮肉げに書いていましたが、いかなロシアでも、6月の平地部での吹雪は大変に珍しいです。
パンゴディの場所
・Google Map
その説明によりますと、6月1日のパンゴディの日中は、
・気温マイナス2℃
・吹雪のため水平視界は200メートル
ということになっていたようです。
ただ、この「異常な寒波」の影響は、ロシアだけを襲っているのではなく、ユーラシア大陸から日本にいたるまで北部では同じようで、日本も、北海道ではこの時期に雪が降る可能性があるようです。
日本気象協会の tenki.jp は 5月31日に「 21世紀最強寒波がやって来る」として、下のような気象情報を出しています。
この先しばらくは、少なくとも関東より東では朝晩などは相当冷え込む可能性もあるようで、北海道などでは、場合によっては、「6月に雪が降る」ということになる可能性もありそうです。
世界中で混沌とした気候と気温が続きますが、こんな状態だと、この先どのようになるかは本当に予想できないですね。