ミニ氷河期の到来 異常気象

イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦… 中東各地が「爆撃のような」激しい雹嵐に襲われる

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2019年11月09日 雹嵐に見舞われるイラン南部のバンダレ・アッバース


Tetova News




 

普通とは異なる上空の寒気が、北半球のさまざまな地域に広がっていますが、その影響で、11月9日に「中東の各地で雹(ひょう)が降る」という現象が起きました。

報道ベースでは、イラン、サウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)で雹が降ったことが伝えられています。アラビア半島やイランなどで雹が降るというのは、近年でこそ起きることもありますが、本来はかなり珍しいことです。

2019年11月9日 雹に見舞われたアラブ首長国連邦

The National UAE

イランやサウジアラビアでの雹嵐の激しさは動画を見ていただければと思います。

11月09日 イランの爆撃のような雹嵐

https://youtu.be/-IFRoPYS5cI

 

11月09日 サウジアラビアの激しい雹嵐

https://youtu.be/pzik-Tbp6as

通常では、この地域では発生しないタイプの気象状況がアラビア半島から中東を通っていったようで、正確ではないでしょうが、報道などから推測しますと、以下の丸で囲んだあたりの地域が雹嵐に見舞われたと思われます。

11月09日に雹嵐が発生したと推測される地域

Google Map

あるいは、報道で見つけられないだけで、中東の他の地域でも、同じような気象が起きていた可能性もあります。

ここ2年ほどの中東は、かつての「砂漠の国」というイメージから少しずつ離れており、豪雨や洪水、そして、今回のような雹嵐などがたびたび起きるようになっています。

これからの冬のシーズンもさまざまな気象の事象が起きそうな感じです。







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