6月2日 砂嵐に襲われた後のインド ウッタル・プラデーシュ州の街
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5月以来、インドで繰り返し強い「砂嵐」に発生ています。
6月2日にもまた新しい砂嵐がインド北部のウッタル・プラデーシュ州を中心としたいくつかの州で被害を出したことが報じられていました。
砂嵐の様子
6月2日の砂嵐では、ウッタル・プラデーシュ州で 17名の方が亡くなったことが伝えられています。
多くは、倒壊した建物や木々などによる被害だったようです。
倒れた樹木
インドでは、5月中旬に、一度の砂嵐で 86名の人々が亡くなるという事態が起きており、収まることなく何度も発生しているということになっているようです。
5月中旬の砂嵐について報じるメディア記事
・86 dead as new sandstorms batter India
多くがインド北部で発生していまして、大まかには下の地域が被害を受けています。
砂嵐で被害の出ている地域
・Google Map
砂嵐により昼が夜のようになっている様子
インドでは、他の多くの州でも、モンスーンに影響により、砂嵐ではなく豪雨での洪水などによる被害を受ける地域が増えています。
インドの洪水被害を伝える6月5日の報道より
インドのモンスーンはこれからが本番ですので、平年通りですと、雨の被害が拡大するのもこれからだと思われます。
そこに加えて、今年は異常な砂嵐が繰り返し起きているということで、インドもまた異様な気象に人々は苦しめられているようです。
そして、日本を含めた北半球の多くの地域でも、これから本格的な雨のシーズンが始まります。