アメリカのイエローストーンで、過去数十年で最大規模のマグニチュード 4.5の地震が発生すると共に群発地震が続いていることについて、数日前に以下の記事に書いたことがありました。
・地球リセットの時期? : イエローストーンで過去40年で最大規模の地震と群発地震が。そして昨年以来、世界各地で活動の兆しが伝えられる超巨大火山たち
In Deep 2017/06/18
そのイエローストーンの群発地震は、その後もほとんど収まっていません。
そのためか、さすがに報じる米国メディアが多くなっています。
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群発の回数は、6月20日の時点で地震発生開始以来 460回を超えていて、500回に達するのも時間の問題となりつつあります。
2017年6月20日の米国の報道より
アメリカ地質調査所のデータでは、過去1週間でのイエローストーン領域での地震の数は 441回となっていました。
2017年6月21日までの1週間でのイエローストーンでの地震
・USGS
このデータを見てみますと、地震の起きている範囲が「比較的広い」ということが言えそうな気もします。
イエローストーンは群発地震がわりとよく起きますけれど、このように広い範囲であるというところが最近の群発地震とは違うところのような気がします。
イエローストーンが噴火した際の予測される影響の範囲
単なる群発地震だけで先がどうのこうのは言えないですけれど、イエローストーンは噴火した場合の影響が大きなものだけに、こういうことが起きると、いつも話題も大きくなります。
もし地震の規模が大きくなっていくようだと、噴火はともかく、地質的に何かの変化が進行しているということも考えられるのかもしれません。